21世紀の激変する世界経済の中で懸命に生きる2,300人以上の人間群像を追った経済ドキュメンタリー番組。20年間一貫して、地上波のプライムタイム（22時台）で放送。2022年度は、放送開始20周年で、テレビでは『ガイアが見つめた20年』として国際貢献、環境問題、震災からの復興、中国経済など多岐のテーマにわたり12回放送。配信では『あの主人公はいま…』として著名な経営者や、現場で働く人たちのその後を追った企画を47回配信した。人間を通して経済を伝える手法は非常にわかりやすく貴重である。

番組が始まった2002年、世界はテロと報復戦争の混乱の最中。日本経済は「失われた10年」の低迷時代。「ガイア」＝母なる生命体＝地球の「夜明け」。暗い時代に希望という光を指し示したいという信念で、番組は生まれたと引き継がれています。そして2022年、未曽有のコロナ禍、世界を分断するまさかの戦争が勃発。再び先の見えない混沌の時代に…。番組ができることは、まだまだあるはず。この度、栄誉ある本賞をいただき、その想いを一層強くしております。番組を支えていただいている多くの関係者の皆様、そして視聴者の皆様に感謝致します。多謝！
テレビ東京 鈴木嘉人