第49回
放送文化部門
受賞者
広島テレビ制作スタッフ (広島テレビ放送)
業績
原爆ドキュメンタリーを学校の平和教材に活用
選考理由
被爆地の報道機関として、核兵器や戦争の恐ろしさを伝える平和報道に力を入れており、原爆に関するドキュメンタリーは200作品に上る。取材で得た貴重な証言を学習にも役立ててもらおうと広島市教育委員会と協力して平和教材を作成。教育委員会作成の学習指導案もあり、2022年夏から広島県内の小中高校で活用され、全国の教育委員会から関心が寄せられている。23年1月に英語版が完成し、「平和首長会議」で6,000以上の海外加盟都市にも発信。核のない世界を目指し尽力している。
受賞の言葉
広島テレビでは開局以来、原爆や平和に関するドキュメンタリーを200本以上制作してきました。被爆者の平均年齢は84歳を超え、若い世代が当時のことを聞くことが難しくなっています。そこで、ライブラリー室に眠っている作品を子ども達の平和教育に役立ててもらおうと、平和教材を作成しました。
G7広島サミットでは核保有国の首脳も原爆資料館を訪れ、核兵器が使われてはいけないと確認しました。私たちの作品が平和について考える一助になるならば、制作者としてこれ以上の喜びはありません。
広島テレビ放送 道閑慎一
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