今回は、研修直後にクアラルンプールで開かれるABU子供番組プロジェクトのセミナーに代表者がもっていく番組を制作することが最大の課題だ。NHKエデュケーショナルの設立記念事業として提供された4台のカメラを使って撮影に入った。機材も揃い、番組制作に弾みがつく。今回のメンバーは、Nooragha、Farida、
Osman、Nazir、の4人で、クアラルンプール行きの代表者Osmanが旅行の準備に追われたため、実質の研修生は3名ということになった。
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今回のテーマは「子どものお話」と「物の出来るまで」にした。お話はFaridaが、物の出来るまでは「アフガン絨毯」の製造過程を撮ることにし、Nooraghaがロケハンを担当した。ところが途中、Faridaが病気になったため、テーマは「絨毯」一本に絞られた。ロケハンに行くにもRTAの車両不足で車待ちの日が続き、ついにタクシーをチャーター、ロケ、編集を強行し、ベーターカムダビングがABU出発前日に完了した。カメラ2台の編集、音入れなしでぎりぎりだった。
約3分弱の作品だが「アフガン絨毯」の製造過程が子どもにも分かるようにつくられている。手作業をよく撮影している。とにかく作品が1本出来てABUに持っていけるのでほっとした。 |