第52回

個別表彰

演技賞

受賞者

岡山天音

作品名

夜ドラ ひらやすみ

選考理由

『ひらやすみ』では、俳優・岡山天音の持つ魅力のすべてが生田ヒロトという人物として結実したかのようなナチュラルさがあった。どこまでも優しく、他者を思いやることのできる人物をここまで自然に、かつ内省的に丁寧に表現し得る俳優はほかにいないのではないだろうか。これまで、屈折した陰のある役や野心的で情熱に満ちた役など様々にこなしてきた岡山だが、人の辛さや痛みを知っているからこそ、生きることを慈しむ大切さを自覚する品性のある力強い人物を見事に体現し得たのだろう。単なる能天気なマイペースではなく、人間としてあるべき軸をしっかり示し得たのは、彼の人間としての佇まいの確かさに基づいていると思われる。

受賞のことば

放送文化基金賞、演技賞をいただけた事、大変光栄に存じます。
日々、自分自身と格闘しながら現場に臨んでいますが、ドラマ「ひらやすみ」の現場では、素晴らしいキャスト・スタッフの皆さまに導かれ、背中を押され、こういった機会に恵まれた事を身に染みて感じています。
作品そのものもドラマ部門で最優秀賞を受賞させていただき、そしてなっちゃん役の森七菜さんと共に今回の栄誉にあずかれた事、大変嬉しく思います。
この度はありがとうございました。

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