第52回
ドラマ部門
優秀賞
受賞者
WOWOW
作品名
連続ドラマW 夜の道標 ‐ある容疑者を巡る記録‐
あらすじ
1996年、塾講師・戸川(宇野祥平)が殺害された。被害者の元教え子で軽度の精神障害を抱える阿久津(野田洋次郎)が容疑者として捜査線上に浮かぶが、行方が知れぬまま2年が経過。窓際刑事の平良(吉岡秀隆)と部下の大矢(高杉真宙)は聞き込みを続けるが、事件は混迷を極める。一方、阿久津の同級生・豊子(瀧内公美)、小学生・波留(小谷興会)をはじめ関係がないように見えた者たちが、逃亡中の阿久津を中心に動き出したことで、思いも寄らぬ展開を見せていく…。殺人の裏に隠された真実に迫る、慟哭の本格社会派ミステリー。
選考理由
1996年まで施行されていた優生保護法の問題を起点とするドラマだが、正しさが時代によって変わることを鋭く描いて秀逸である。父親であることの意味を肩車で表現したラストは、子どもを持つ意義と合わせて感動的だった。
受賞のことば
本作は1996年まで実在した優生保護法がテーマの作品ですが、原作の芦沢央先生の真摯な思いを胸に、映像化でも史実を知って考えていただく一助を担えたらと、精神医療監修、優生保護法被害弁護団の先生にもお力添えを頂き制作しました。法律や時代は変わっても、その背景にある思想や人々の抱える問題は変わっていない今、社会派ドラマに挑んできたWOWOWが挑戦すべきテーマだったのではないかと、本受賞を嚙みしめております。難しい題材に心を寄せて挑んで下さったキャスト、スタッフ、関係者の皆様に心よりお礼を申し上げます。
小髙史織
スタッフ
原作 芦沢央
脚本 倉光泰子、森淳一(ROBOT)
監督 森淳一(ROBOT)
音楽 Jun Futamata
企画・プロデュース 小髙史織(WOWOW)、野村敏哉(クーゲル)
プロデューサー 小林祐介(WOWOW)、妙円園洋輝(ダブ)
撮影 伊藤麻樹
照明 井上真吾
出演 吉岡秀隆、野田洋次郎、瀧内公美、高杉真宙、小谷興会、小林優仁、吉岡睦雄、映美くらら、朝倉あき、坂元愛登、宇野祥平、和田正人、キムラ緑子 ほか
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