第50回
放送文化基金50周年記念賞
受賞者
NHK連続テレビ小説制作班
業績
放送開始から110作品、日本の朝を元気にする“朝ドラ”を制作
選考理由
1961年4月に新聞小説のテレビ版を目指して放送を開始、第1作の『娘と私』から、現在放送中の『虎に翼』まで110作品にのぼる。通称“朝ドラ”と呼ばれ、朝にドラマを見るという視聴習慣を生み出し、人々の心を日々豊かに潤す力となっている。時代時代を懸命に生き、たくましく成長する主人公の姿は多くの人を元気づけてきた。視聴者の人生の記憶に残るような作品を輩出し続けている。
受賞の言葉
毎朝15分ずつドラマを放送するというのは正直大変な作業でして、関わっているスタッフは毎日ただひたすら前を見つめて一生懸命収録をしております。本日は樫山さん、尾野さんにもお越しいただきましたが、皆の熱い思いを背負って真ん中に立ってくださる主人公の方にパワーを得て、毎朝その日を楽しく感動して始められるように祈りを込めて作っています。110作品を振り返ってみると、その時々の空気や価値観といったものが封じ込められていて、それを見ると歴史、時代というものがわかる作品群になっており、そういう意味では放送文化の一翼を担うことができたのかと誇りに思います。同時に、それを毎朝楽しみに見てくださっている視聴者の方たちがあってこそ、ここまで作り続けてこられたことを、110作品のスタッフキャストを代表して御礼申し上げます。ありがとうございました。
NHK 岡本幸江 (贈呈式より抜粋)
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