第50回

放送文化基金50周年記念賞

受賞者

黒柳徹子(女優・ユニセフ親善大使)

業績

テレビ草創期から今日に至るまでテレビ出演者として放送文化を具現化

選考理由

1953年2月1日のテレビ放送開始のその日からテレビ出演を続けるテレビ女優第一号。司会者、タレント、女優として第一線を走り続け、トレードマークのタマネギヘアで日本中の視聴者に親しまれてきた。1976年に始まったテレビ朝日『徹子の部屋』は49年目を迎え、トーク番組の最多放送世界記録を更新中である。その持続力、足跡はまさに日本のテレビ文化を具現化し続けたものといえる。

受賞の言葉

私、小学校一年で退学になったんですね。そういう子でもがんばればこういう賞をいただけるようになるって、長生きして本当に良かったって思いました。
テレビを作っている若い人たちに言いたいのは、視聴率、視聴率ってみんなが言うけれど、本当に面白いものを作ろうと思えば、人は見てくれると私は信じています。ですから、作り手の皆さん、いろいろ心配してらっしゃるかもしれないけど大丈夫です。私が1人で大丈夫ですって言っても、そんなの信じられるかってお思いの方もいらっしゃるかもしれないけれど、「世界ふしぎ発見!」にしても、「ザ・ベストテン」にしても、「徹子の部屋」にしても、視聴率を考えて作っていたわけではないんです。自分が大好きで、絶対これやりたいと思ってやっている番組は、ご褒美っていうか視聴率をいただけると私は信じて今でもやっています。ですから、皆さん心配せずにいいものを作ろうって思って作っていただきたいです。
こんな素晴らしい賞をいただいて、ますます励むようにと言っていただいたような気がして、少なくとも100歳まではテレビに出ていようと思います。どうぞ皆様、優しい心で見守ってやってくださいませ。頑張りますので、皆さんも頑張ってください。

(贈呈式より抜粋)

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