「ジャーナリズム・放送の未来を考える~AIとメディア~」

参加申込受付は終了しました。
放送文化基金は2024年2月1日に設立50周年を迎えます。
これを記念し、創立10周年を迎える上智大学メディア・ジャーナリズム研究所と共催で、
シンポジウムを開催いたします。
会場にお越しいただくのが難しい場合はオンライン(zoomウェビナー)での参加も可能です。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
日時 2023年11月11日(土)14:00~17:00 場所 上智大学四谷キャンパス
6号館1階 6-101教室
※参加無料
プログラム
13:30 | 開場 |
14:00 | 開会挨拶基調講演「AI とメディア その可能性と課題」 Aimee Rinehart AP通信 AI戦略プロダクトマネージャー 聞き手 国枝 智樹 上智大学新聞学科准教授/上智大学メディア・ジャーナリズム研究所所員 ※日本語同時通訳あり |
15:15 | パネルディスカッション 「ジャーナリズム・放送の未来を考える ~ AI とメディア~」 パネリスト ・井上直樹 NHK メディア総局メディア戦略本部 エキスパート ・尾崎 元 共同通信 「メディア戦略情報」 編集長 ・亀松太郎 記者・編集者/元関西大学特任教授 ・国枝 智樹 上智大学新聞学科准教授/上智大学メディア・ジャーナリズム研究所所員 モデレーター ・音 好宏 上智大学新聞学科教授/メディア・ジャーナリズム研究所所長 |
16:50 | 閉会挨拶 |
出演者プロフィール

Aimee Rinehart 氏
AP通信社AI戦略のシニア・プロダクト・マネージャー
1996年にオンラインでの仕事を始め、デジタル・オリジネーターとして「ニューヨーク・タイムズ」に勤務。その後、ブリュッセルの「ウォール・ストリート・ジャーナル・ヨーロッパ」で編集者として勤務。
First Draftのニューヨーク支局の副局長として、2018年と2020年の米国選挙報道における誤報や偽情報の特定及び検証、報道活動において、ジャーナリストとニュースルームを支援。また、2018年には、ブラジル選挙を取り巻く誤報・偽情報を監視・分析するComprovaプロジェクトの運営に参加。その後、現職に。
また、ニュースルーム向けのAIとの提携及び活用ガイドブック(Partnership on AI's Procurement and Use Guidebook for Newsrooms)の指導委員会のメンバーに。フロリダ大学に新たに設立された「メディアとテクノロジーの信頼性に関するコンソーシアム」(Consortium on Trust in Media and Technology)の方向を助言する評議員にも就任。2024年にはTow-Knight Fellow in AI studies のコホートとして、ニューヨーク市立大学のクレイグ・ニューマーク・ジャーナリズム大学院の「ニュースイノベーションとリーダーシップのエグゼクティブプログラム」(Executive Program in News Innovation and Leadership)を担当予定。

井上 直樹 氏(いのうえ・なおき)
NHK メディア戦略本部 エキスパート
1983年生まれ。銀行員を経て2008年熊本日日新聞社に入社。その後西日本新聞社、Google、日本経済新聞社で勤務し、2021年からNHKで働く。これまでに議会議事録の分析や天気予報原稿の自動作成といった報道でのデータや技術の活用に取り組み、西日本新聞「あなたの特命取材班」の立ち上げに参画。Googleではメディア連携を担当する。NHKではNHKスペシャル『緊迫ミャンマー ~市民たちのデジタル・レジスタンス~』の取材やシビックテック業界との連携に関わる。

尾﨑 元 氏(おざき・はじめ)
共同通信「メディア戦略情報」編集長
1956年東京生まれ、立教大卒。1980年共同通信社入社。長野支局、京都支局、大阪支社社会部、本社外信部を経て1990年からテルアビブ支局長として湾岸戦争を取材。1996年以降、ニューヨーク支局記者、ジュネーブ支局長、ニューヨーク支局長として主に国連、国際機関などを取材。2021年より現職。

亀松 太郎 氏(かめまつ・たろう)
記者・編集者/元関西大学特任教授
1970年生まれ。大卒後、朝日新聞で記者を経験し、ウェブメディアの世界へ。J-CASTニュース副編集長、ニコニコニュース編集長(ドワンゴ)、弁護士ドットコムニュース編集長、DANRO編集長(朝日新聞)を歴任した。2019年4月〜23年3月、関西大学特任教授(ネットジャーナリズム論)を担当。現在はフリーランスの記者/編集者として活動しつつ、複数のウェブメディアの編集に携わっている。

国枝 智樹 氏(くにえだ・ともき)
上智大学新聞学科准教授/上智大学メディア・ジャーナリズム研究所所員
1984年生まれ。上智大学大学院文学研究科新聞学専攻後期課程修了、博士(新聞学)。大正大学助教、上智大学助教を経て2019年度から現職。現在、内閣府政府広報アドバイザー、月刊『GALAC(ぎゃらく)』副編集長も務める。主な研究テーマは広報史。共編著に『Public Relations in Japan』(Routledge、2018)、監訳書に『アージェンティのコーポレート・コミュニケーション』(東急エージェンシー、2019)。

音 好宏 氏(おと・よしひろ)
上智大学新聞学科教授/メディア・ジャーナリズム研究所所長
1961年、札幌生まれ。日本民間放送連盟研究所、コロンビア大学客員研究員、上智大学文学部新聞学科助教授などを経て、2007年より現職。専門は、メディア論、情報社会論。著書に『放送メディアの現代的展開』、編著に『地域発ドキュメンタリーは社会を変える』など。衆議院総務調査室客員研究員、NPO法人放送批評懇談会理事長も務める。
お問い合わせ先/上智大学メディア・ジャーナリズム研究所シンポジウム事務局
journalism-symposium-co@sophia.ac.jp