概要

オーストラリアで研修を受けた放送、新聞、通信社の人と研究者で2025年に会をたちあげました。

災害、事件、性暴力も戦争も、体験者に接するにはトラウマ理解が不可欠だし、取材者も影響を受けます。孤立や燃え尽きを防ぎ、仕事の意味を捉え直すには、ピア(仲間の)サポートが重要です。

こうした課題に取り組むため、まずは、オンライン基礎講座「トラウマとジャーナリズム」「ジャーナリストのセルフケア」と、会員がピアサポーター育成者になるための研修を、豪Centre for Journalism and Trauma Asia Pacificの協力で開きたいと考えています。

調査チームがすでに人文社会部門で助成をいただいており、ジャーナリスト実態調査もいたします。

助成を受けた方の言葉

励まされたと同時に責任を感じます。オーストラリア研修は実践的でヒントが詰まっていましたが、私費で行ったので、費用や休みの壁ゆえ断念した人たちもいました。参加者は帰国後、職場で勉強会などを試行してきました。助成をいかして、さらに広く知っていただく機会をつくり、報道文化の土壌を耕していきたいです。

講座と研修を重ねて、3年後くらいにオーストラリアを再訪し、ピアサポートを制度化した公共放送を訪ね、先住民族のジャーナリストのことを学ぶなどして、歴史的社会構造的なトラウマも注視していきたいと夢想しています。

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