第51回
放送技術部門
受賞者
日本テレビコンテンツ開発チーム(日本テレビ放送網)
業績
3Dスキャンワークフローの簡易化とその活用
選考理由
従来の3Dスキャン技術では専用機材と放送用品質にするための事後処理が数週間かかるという課題があった。今回スマホなどで撮影した10分ほどの素材映像から高品質な3D映像を数時間で生成する技術を開発、パリ五輪中継などで活用し好評を得ている。さらに能登半島地震直後の被災状況を3D画像でアーカイブし、誰もがwebビューアで視聴できるようにしたことは、防災・減災にも貢献しており、高く評価できる。
受賞の言葉
本システムの導入により、簡便で迅速な3DCG制作が容易となり、様々なコンテンツにおいてCGの導入機会を飛躍的に拡大することができました。
従来の手法では、制作時間やデータ収集の制約により実現が困難であった案件にも対応可能となり、被災地の状況を立体的に可視化するなど、新たな番組制作の在り方を提示することができました。
このたびは名誉ある賞を賜り、心より御礼申し上げます。
日本テレビ放送網 戸部雄輝 岸楓馬
スタッフ
戸部雄輝、岸楓馬、日野裕介、林芳樹
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