第51回
エンターテインメント部門
優秀賞
受賞者
NHK大阪放送局
作品名
バリバラ 最終回スペシャル 前編「イメージをぶち壊せ!マイノリティーと歩んだ15年」 後編「タブーに切り込め!マイノリティーが叫んだ15年」
概要
「生きづらさを抱えるすべてのマイノリティー」にとってのバリアをなくす、みんなのためのバリアフリー・バラエティー『バリバラ』。今年3月で、15年にわたる放送を終えることに。そこで2回シリーズで最終回スペシャルを放送。マイノリティーのイメージをぶち壊そうと当事者とともに生み出した爆笑必至の企画の数々や、障害者の性や部落問題など社会からタブーとされがちなテーマに切り込んできた、『バリバラ』15 年の歴史を振り返った。さらに、過去の『バリバラ』出演者の現在や、バリバラを見て生き方を変えた当事者を取材。この15年のマイノリティーをめぐる変化を伝えた。
選考理由
『バリバラ』がタブーに挑み、日本の障害者像を更新し続けた功績は大きい。マイノリティーの当事者が声を上げ、孤立せずにつながることの大切さを最後まで愉快に訴え続けた。番組は終了したが、その歴史的使命は決してまだ終わっていないと痛感する。
受賞の言葉
バリバラは、マイノリティー当事者が「安心して声を上げる」ためのプラットフォームでありたいと考えてきました。当事者の皆さんが日々の暮らしのなかで感じる怒りや悲しみ、疑問やモヤモヤを、笑いとユーモアを交えて伝えることで、社会のバリアをなくしていきたいと考えてきました。15年もの長きにわたって番組を続けることができたのも、当事者の皆さんが、声を上げ発信する場所としてバリバラを信頼してくださったおかげです。
バリバラは最終回を迎えましたが、社会にはまだまだ多くのバリアが残されています。これからも当事者と皆さんと一緒に、テレビを通して声を上げ続けていきたいと思います。この度はどうもありがとうございました。
NHK大阪放送局 久保暢之
スタッフ
制作統括 久保暢之、三好健太郎
プロデューサー 梶浦唯
ディレクター 河合理香、藤田英一
技術 吉井隆
撮影 辻寛之
照明 根来伴承
音声 石黒仁夫
美術 大伴維則
音響効果 水谷明男、桂英一
編集 西田和樹、尾崎彰、岸上淳一郎
出演 レモンさん、玉木幸則、東佳実、ベビー・ヴァギー、神戸浩、ほか
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