第51回
エンターテインメント部門
奨励賞
受賞者
中京テレビ放送
作品名
ヒューマングルメンタリー オモウマい店 能登のずっと明るい寿司親子 2024-2025
概要
2022年8月に放送した石川・能登町にある寿司店「津久司」さん。店主 坂津世史さん・息子 あおい君の明るく軽妙なやり取りが反響を呼びましたが、2024年元日に発生した能登半島地震では大きな被害を受け、お店は休業状態に。「必ず店を復活させる」と前向きな店主の原動力になっているのが、息子のあおい君。お父さんの料理が大好きなあおい君は、店主がにぎった塩むすびに「僕の日常はトット(お父さん)の料理を食べること」と大感激。迎えた2025年1月1日には、地震発生時刻に黙祷を捧げる2人の姿がありました。番組では、復興の今と広がるおもてなしの輪を「ずっと明るい寿司親子」の日常を通して伝えます。
選考理由
能登半島地震から立ち上がろうとする寿司店の親子の1年を追った力作である。『オモウマ』が磨いてきた密着取材のノウハウと、ユーモアに満ちた人物描写を通して、ニュースや報道では伝わらない被災地の日常の風景や思いを描くことに成功している。
受賞の言葉
震災発生から1年。未だ自宅に戻れない、お店復活の見通しも立たない長いトンネルの中「お寿司屋さんになりたい」とあおい君の言葉は未来に向いていました。坂さんも「今は自分にできることを」と、能登の魚を広めるため出張寿司の仕込みに没頭。明るく2人で過ごす日常に私たちは勇気づけられました。放送後「人に優しく素直に生きたい」「被災地の息づかいが感じられた」などの言葉を頂き、今後もより良い番組作りの励みとなりました。このような素晴らしい賞を頂けたこと、自分たちが大変な中、番組スタッフを受け入れていただいた能登の皆様に感謝申し上げるとともに、今後もオモウマい店は坂さん親子、そして能登に寄り添い続けていきます。
中京テレビ放送 岩元佑樹
スタッフ
プロデューサー 岩元佑樹
総合演出 加藤優一(マーナイス)、竹内翔(CTV MID ENJIN)
ディレクター 白石真子(スペード・ワン)、平山実奈(松本電波家本舗)、村上栞(フェローズ)
アシスタントプロデューサー 松尾秀美(ピックアップ)、本部美優(ポッシブル)
構成作家 松井洋介(フリー)、塩沢航(N35,Inc.)
ミキサー 浅井豊(CTV MID ENJIN)
音効 辻幸宏(東海サウンド)
編集 關原忍(CTV MID ENJIN)
カメラ 湯浅幹雄(フリー)
照明 齊藤久美子(スター)
出演 ヒロミ、小峠英二、太田博久、西野七瀬
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