第47回

放送文化部門

受賞者

岸本 晃(東峰テレビ 総合プロデューサー、プリズム 代表取締役)

業績

「住民ディレクター」を発案・実践して25年、九州を拠点に全国へ「テレビで地域おこし」の新しい放送文化を広げた

選考理由

熊本県民テレビでの報道制作の経験をもとに2003年に熊本県で自治体として全国初のインターネットテレビ局「山江村民テレビ」を開局。住民自らが企画・撮影・編集する「住民ディレクター」を発案し、その実践の輪を全国行脚で広げた。2010年には福岡県東峰村で「東峰テレビ」の開局をプロデュース。自身も被災した九州北部豪雨では、15集落を取材してSNS等で毎日発信し、東峰テレビはマスコミ取材のハブ拠点にもなった。25年前から全国同時生中継を行い、スマホ等で誰もが発信できる時代が来ることを予見し、住民主体の番組づくりで地域を活性化させてきた功績は大きい。

受賞の言葉

熊本の民放在職中に県内98市町村を2周半歩き、地域密着は住民主体の表現、発信が核になると確信し、大自然空間で逞しく生きる皆さんと一体となって地域ドキュメンタリーや住民手作りドラマ制作に専念した14年間です。テレビは地域おこしの卓越した生活道具になり、ICT時代の人間臭い新たな地域リーダー「住民ディレクター」を提唱して起業。全国行脚の15年を経て「村民みんなで創る東峰テレビ」をプロデュースし現在に至ります。共に歩んできた全国のみなさんへの感謝でいっぱいです。

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