第46回

放送文化部門

受賞者

阪神淡路大震災アーカイブプロジェクト(朝日放送テレビ)

業績

「激震の記録1995 取材映像アーカイブ」の取り組みと公開

選考理由

阪神・淡路大震災から4半世紀がたち、被災経験や教訓の風化が急速に進んでいる。朝日放送グループでは、未来の「防災・減災」に活かしてもらおうと、当時のインタビューや撮影した風景など約2千件、38時間にのぼる映像アーカイブをWEBサイトで公開。また、被災地の地図と連動させ、撮影日時、場所で動画の検索もできる。公開にあたっては、震災経験のない若い世代に映像を視聴してもらって意見を聞くとともに、有識者らと研究会を開催し、ほとんどモザイクなしの映像で公開に踏み切ったという。阪神・淡路大震災に関する放送局制作の映像アーカイブはこれまでになく、震災を後世に語り継ぐ上で貴重な資料となっている。

受賞の言葉

当社が数多く所蔵する阪神・淡路大震災の取材映像は25年前の貴重な災害記録であるものの、放送で使用することが少なくなりました。
「映像が伝える教訓を社会全体で共有し、後世に繋げたい」との思いで企画し、所蔵する映像を特設サイトで一般公開しました。このサイトが個人、教育機関、地域社会などで広く利用され、地震だけでなく昨今頻発する災害に対応するヒントとなることで、被災されたにもかかわらず取材に応じていただいた当時の方々への恩返しとなれば幸いです。
朝日放送テレビ 高谷充重

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