第46回
放送技術部門
受賞者
フラッシュ点滅映像リアルタイム自動軽減装置開発グループ(NHK、朋栄)
業績
フラッシュ点滅映像リアルタイム自動軽減装置の開発
選考理由
光点滅映像は視聴者に健康被害を及ぼす恐れがあるため、点滅の変化量を軽減する必要があるが、ニュース映像素材の中のフラッシュ映像はこれまで画質を維持しながらリアルタイムで自動的に軽減させることが課題であった。本装置では、新たなアルゴリズムによりこの課題を解決し、既にNHK、民放のニュース送出で欠かせない放送機器となっていることは高く評価できる。さらに4K版の開発にも取り組んでおり、この実現も期待したい。
受賞の言葉
この度は名誉ある賞を頂き、ありがとうございます。ニュース現場では記者会見などフラッシュ映像を扱う機会が多く、「光点滅ガイドライン」を順守し、素早く送出することが必要です。点滅映像を軽減する装置について、2012年から市場調査や各社比較を行った上で、(株)朋栄と共同開発し製品化しました。今日では、ニュースセンターで日常的に活用し、NHK以外でも使用され、放送業界全体の映像品質向上に貢献しています。現在4K版も共同開発中で、放送業界に更に貢献するよう努めてまいります。
NHK 中村晴幸
スタッフ
NHK 中村晴幸、田代靖彦、吉留忠大、代本龍一郎、渋谷幸樹
朋栄 冨田光浩、宮崎孝綱、山崎隆
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