第46回

放送技術部門

受賞者

SFNフィールドアナライザ開発チーム(山口放送、日本通信機)

業績

FM同期放送用SFNフィールドアナライザの開発と実用化

選考理由

FM補完放送の送信網を構築するにあたり、同期放送の導入が進んでいる。同期放送送信網の構築・維持にはエリア内での精密な受信測定が必須で、これまでは深夜の番組休止時間に試験信号を発射し測定していたため負担も大きいという課題があった。本測定器の開発で昼間の通常番組で精密測定が可能となり、受信品質を客観的に測定する機能も含め、人員の少ない地域のラジオ局での送信網の構築・維持を容易にしたことは高く評価できる。

受賞の言葉

SFNフィールドアナライザの開発により、FMラジオの音声品質を計測し数値化することを実現しました。開発目的は、同一周波数で放送を行うFM同期放送は電波が干渉するエリアが点在することからも、電波を出すだけでなく、放送事業者自らがリスナーの立場になってFMラジオの「聞こえかたや聞きやすさ」を知ることが重要だと思ったからでした。
今回の受賞を励みにさらなる放送技術の向上に努めたく思います。
この度は名誉ある賞をいただきまして、誠にありがとうございました。
山口放送 惠良勝治

スタッフ

山口放送 惠良勝治、山﨑浩介
日本通信機 貝嶋誠、河野憲治

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