第46回
個別表彰
出演者賞
受賞者
アーサー・ビナード
作品名
文化放送報道スペシャル 戦争はあった
選考理由
アメリカから来日したアーサー・ビナード氏ならではの視点や、表現力が番組の大きな力となった。声と喋りのテンポが素晴らしい。
受賞の言葉
ぼくがいちばん行きたくないところ、誰も行かせたくないところが「忘却の彼方」だ。とは言え、「忘れるな!」と叫んでも人々の記憶力が増すわけではない。ただ、もし話の面白さが聞き手にとって、忘れられない域に達すれば、語り継がれる可能性が生まれる。「戦争はあった」という番組では、小松左京氏の洞察力と表現力を思いっきり借りたが、文学を作り上げる者はそもそも忘却を嫌うのだと深く頷いた。彼方へ片付けられた大事な先人たちを再発見しながら、これからも語っていきたい。その支えを与えていただき、幸甚です。
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