第48回

放送文化部門

受賞者

上原直彦(ラジオパーソナリティー)

業績

長年にわたり放送を通じて沖縄文化の保存・普及に貢献

選考理由

長年、琉球放送で沖縄文化に関連した番組を数多く制作。沖縄民謡を紹介するラジオ番組『民謡で今日拝(ちゅううが)なびら』では、1963年番組開始時はプロデューサー、67年からはパーソナリティーとしてウチナーグチ(沖縄言葉)で語り、約60年にわたり携わっている。また、沖縄芸能に欠かせない弦楽器、三線を3月4日にみんなで演奏する「さんしんの日」を提唱、実現させ、1993年から毎年ラジオ・インターネットで生中継している。日本本土復帰50年を迎えた沖縄放送界において沖縄文化の保存・普及に尽力してきた功績は大きい。

受賞の言葉

本土復帰以降、 沖縄人(ウチナーンチュ) は大和人(ヤマトゥンチュ) になろうと努力している 今でも。
逆に昨今、沖縄人だからこそ沖縄人になろうとしているところもある。音楽の上でも芸術の上でも。
沖縄人が沖縄人でありたいとは矛盾しているがその矛盾の中で今まで生きてきた。極端に言えば差別にも屈せずに。
その動力に成り得たのは島うた(民謡)だ。生活の中で脈々と歌われ、喜怒哀楽が豊に表現された素敵さが今に繋がる。

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