第50回

放送技術部門

受賞者

プロ野球中継高度化検討チーム(日本テレビ放送網、キヤノン、読売新聞東京本社)

業績

ボリュメトリックビデオを用いたプロ野球中継

選考理由

101台の専用カメラを、球場グランドを取り囲むように設置、これらの映像から空間内の自由な位置、角度からの映像を再生できるボリュメトリック(自由視点)映像を生成、選手目線の映像やファインプレイの瞬間を停止して上下左右自由な位置からの映像で再現するなど従来のカメラでは実現できない視点からのリプレイ映像を実現した。2023年には東京ドームの巨人戦全68試合で使用し好評を得ていることは高く評価できる。

受賞の言葉

1953年、民放初のプロ野球中継はわずか2台のカメラでスタートしました。それから70年の時を経て、約100台の専用カメラによる新技術により、これまでにない視点から競技の本質や魅力をお届けできるようになりました。ボリュメトリックビデオを駆使した番組制作には高いスキルと豊富な経験が必要であり、多くの関係者の努力によってその実現が可能となりました。10年、20年先のスポーツ視聴の未来を想像し、スポーツの魅力を最大限に伝えられるよう、時代を前進させられる中継を目指してまいります。
日本テレビ放送網 篠田貴之

スタッフ

日本テレビ放送網 篠田貴之、佐々木聡史、渡邊勇二
キヤノン 神谷泰次、伊達厚、佐藤肇
読売新聞東京本社 稲垣哲、齋藤隆宏

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