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第40回「日本賞」教育コンテンツ国際コンクール
(2013)
企画部門
・最優秀賞/放送文化基金賞(賞金 8,000ドル)
『通学路は大自然』
アトラ・ディサナヤカ氏/スリランカ放送協会(スリランカ)

<企画概要>
 スリランカの都会から遠く離れた村に住む子どもたちは、ジャングルを通り抜け、川や運河を渡り、丘を越え、大自然のなかを数キロ歩いて学校に通う。象と遭遇すれば、群れが通り過ぎるまで長い間待ち続け、モンスーン時期に川が氾濫すれば、泳いで川を渡る。母なる自然は、環境のさまざまな側面を子どもたちに示し、彼らは経験を通して豊富な知識を得る。ジャングルの村で暮らす子どもたちの生活に焦点を当てたこのドキュメンタリーは、彼らが勇気と希望を胸に、どのようにして自然との向きあい方を学んでいくかを描く。同年代の視聴者たちは、彼らの視点を通して、自然から学ぶことを教えられ、さらには過疎地で暮らす同年代の子どもの苦労に気づかされるだろう。



受賞レポート

第39回「日本賞」教育コンテンツ国際コンクール
(2012)
企画部門
・放送文化基金賞(HBF賞)(賞金 8,000ドル)
最優秀企画:『自分を信じて』
ニータ・サプコタ氏/ジョイニング・ハンズ・ネパール(ネパール)
<企画概要>
 3歳でせき髄に障害を負い、親を事故でなくし、障害児のための孤児院に育った少女。偏見と差別の中で 生きてきた少女は現在21歳。彼女の日々のあくなき挑戦、そして好奇心は尽きることがない。洋服への強い関心からネパールで初めての車いすのファッションモデルとなった彼女の、目標に向かってまっすぐに突き進む姿は、やがて周りの人たちの意識をも変えていく。「自分を信じること。車いすはバリアーではない。素晴らしい人生を送り、あらゆる人が参加できる社会を作る力は、誰にでもある」。彼女のこのメッセージは障害を持つ人々だけではなく、あらゆる人たちを勇気づける。
⇒受賞リポートはこちら

第38回「日本賞」教育コンテンツ国際コンクール
(2011)
企画部門
・放送文化基金賞(HBF賞)(賞金 8,000ドル)
最優秀企画:『テレビはダンボール箱』
カレブ・ムチュング氏/マラウイ教育研究所(マラウイ)
<企画概要>
 アフリカでも特に貧しい国のひとつであるマラウイの教師たちを対象に、厳しい環境にある教育現場において、ダンボール箱などの身近にある物を利用し、生徒に興味をわかせる画期的な教育法を見出すことを促す、ドキュメンタリー番組の企画。
 基本的な設備や教材の整わない困難な地域で働く4人の教師への取材を基に、彼らが置かれている現状とフラストレーションを紹介。こうした状況下でも決して諦めずに、子どものためにアイディアと工夫を凝らし、視聴覚教育の教材を作り続ける彼らの奮闘と、そこから恩恵を受ける生徒たちの生き生きとした喜びの表情を伝える。
※番組は、2012年の日本賞で上映されました。
⇒受賞リポートはこちら

第37回「日本賞」教育コンテンツ国際コンクール
(2010)
企画部門
・放送文化基金賞(HBF賞)(賞金 8,000ドル)
受賞企画:『乳房の告発』
ジョーセフ・ダンジー氏/アフリカ・ジャパンハウス・センター(カメルーン)
<企画概要>
アフリカ全土で、母親が10代の娘の乳房を傷つける因習や民間の豊胸施術などにより、乳癌などの罹患率が高まっている。このような習慣の危険性を訴える教育・ドキュメンタリー番組の企画。
※番組は、2011年の日本賞で上映されました。
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第36回「日本賞」教育コンテンツ国際コンクール
(2009)
企画部門
・放送文化基金賞(HBF賞)(賞金 8,000USドル)
受賞企画:『ねえ、知ってる?(What's the buzz?)』
ウェリレ・マスク氏/スワジランドテレビ(スワジランド)
<企画概要>
スワジランドの若者に世界で何が起こっているかを伝える15分のニュース番組企画

※番組は、2010年の日本賞で上映されました。

第35回「日本賞」教育コンテンツ国際コンクール
(2008)
企画部門
・放送文化基金賞(HBF賞)(賞金 8,000USドル)
受賞企画:『そこに道はある』
アナンダ・アビネイケ 氏/シネリ(スリランカ)
<番組概要>
スリランカの貧困地域の少年が、進学奨学金を得ようと努力していく姿を描くドラマ。

※番組は、2009年の日本賞で上映されました。

第34回「日本賞」教育番組国際コンクール
(2007)
企画部門
・放送文化基金賞(HBF賞)(賞金 8,000USドル)
受賞企画:『ヤング・デモクラシー』
ケサン ドルジ 氏/KCDプロダクション(ブータン)
<番組概要>
今年、ブータンは、初めての選挙を通して民主主義政治に近づこうとしている。民主主義への期待と考え方を反映する史実に基づくドキュメンタリー。

※番組は、2008年の日本賞で上映されました。

第33回「日本賞」教育番組国際コンクール
(2006)
企画部門
・放送文化基金賞(HBF賞)(賞金 8,000USドル)
受賞企画:『ひとりで教えるスーパー授業』
ディーパク・ヴァルマ氏/ハラカラ・メディア(インド)
<番組概要>
経済発展が著しいインド。しかし、地方には開発から取り残された村が数多く存在する。ある村で、1年生から5年生まで、100人の生徒を1人で教えるスーパーティーチャーの授業を記録する。

※番組は、2007年の日本賞で上映されました。

第32回「日本賞」教育番組国際コンクール
(2005)
番組企画部門
・放送文化基金賞(HBF賞)(賞金 8,000USドル)
受賞番組:『すべては読み書きから』アブドゥル・カユーム・カリーム氏
エデュケーション・フォー・オール(アフガニスタン)
<番組概要>
長い戦争のために教育を受けられなかった大人に読み書きの機会を与えることと、学校に通う少年少女たちに教育の大切さを教えることを目的としたドラマ。生まれ故郷に戻ってきた教師は、村で成人対象の学校を始めようとするが、伝統を重んじる地主は女性への教育を許そうとしない。地主が息子の説得と村人の努力に心を打たれ、万人への教育の必要性に気がつく様子を描く。番組は、2006年の日本賞で上映されました。

第31回「日本賞」教育番組国際コンクール
(2004)
番組企画部門
・放送文化基金賞(HBF賞)(賞金 8,000USドル)
受賞番組:「炎の抵抗」 エルミラ・ハサノヴァ氏
ウズベキスタン言論・表現の自由委員会(ウズベキスタン)
<番組概要> 中央アジアの国々では夫の暴力などの人権侵害に抗議して焼身自殺をはかる女性が後を絶たず、その数はウズベキスタンだけでも1年に200件以上にのぼっています。女性はなぜ焼身自殺に踏み切ってしまうのか。その心理的、社会的原因を探るとともに女性の権利向上の必要性を訴えます。番組は、2005年の日本賞で上映されました。

 受賞したエルミラ・ハサノヴァさんは「とても大きな賞を受賞し、信じられない気持ちで感激しています。番組は、1人の女性の生き方を通して国の抱える問題を描き、女性に対する差別や男の暴力を改善するためのものにしたいです」と語りました。
 また、番組企画部門審査委員長のイボンヌ・クガメさん(南アフリカ放送協会 制作センター長)は「この番組が伝えようとする事実は、ウズベキスタンのみの問題ではありません。世界で同じような問題を抱えている国は多く、ウズベキスタンからこういった問題があることを世界に伝えられれば良いと思います。受賞者のハサノヴァさんの熱意は素晴らしいものです」と語りました。



第30回「日本賞」教育番組国際コンクール
(2003)
※第30回から番組企画部門が新設され、教育に役立つテレビ番組の企画を募集し、その中で優れた企画に対してHBF賞を贈呈しています
番組企画部門
・放送文化基金賞(HBF賞)(賞金 8,000USドル)
受賞番組:「氷河を越えて」
ブータン国営放送(BBS)(ブータン)
<番組概要> 二人の教師が、ブータン最辺境の村、海抜4,500メートルのルナナの学校へ赴く姿を追うドキュメンタリー。教師の苦難の旅や、ルナナ独自の文化にカメラを向ける。「学校に通う」ことが、ある地域ではきわめて困難なことを伝え、独自の生活、文化・伝統を持つ村の姿を記録に収める。番組は、2004年の日本賞で上映されました。

 受賞したブータン国営放送のプロデューサー、ドルジ・ワンチュックさんは「辺境の地の学校に強い関心を持っているが、人々の目をこうした辺境の学校に向けさせるために全力をあげて番組を作りたい」とその喜びを語りました。

第30回「日本賞」放送文化基金賞受賞企画『氷河を越えて』番組として完成

第31回「日本賞」で上映会が行われました。<2004年10月30日(土)>

【ワンチュック氏コメント】
 こうして番組を完成することができて、嬉しいです。番組では、ブータンの教育システムがこれで本当にいいのかという問題をなげかけています。多くの人に見ていただきたいです。

【第30回「日本賞」番組企画部門審査委員長 チョン・ヒョンスク氏
(韓国教育放送 こども番組部長)コメント】
 昨年、プレゼンテーションをした内容よりも素晴らしい作品になっていました。プレゼンテーションでは、もっと多くの要素を加える必要があると思ったけれど、完成した作品はブータンの教育システムの現状をわかりやく描写しています。こうして出来上がった作品を見ることができて嬉しいです。


≪平成16年11月6日(土)23:15〜24:00(NHK教育テレビ)で放送されました≫