第47回
放送技術部門
受賞者
NHKプラス 生字幕同期サービスの開発グループ (NHK)
業績
NHKプラス 見逃し配信の生字幕同期サービスの開発
選考理由
生番組の字幕放送は、番組音声より字幕表示が10秒程度遅延するため、番組内容が分かり難い状態となっている。「NHKプラス」の見逃し番組ネット配信でこの問題を解決するため、生字幕の表示タイミングを番組内容に自動的に同期させる装置を開発した。昨年から複数のニュース番組で運用を開始、聴覚障害者を含む視聴者の評判も高く、字幕サービスの向上に貢献したことは高く評価できる。今後同時配信サービスへの適用も期待したい。
受賞の言葉
生放送番組の字幕は、映像に対して遅れて表示されてしまうため、内容理解がしにくいものでした。この課題に対し、本技術の開発によって生字幕をより観やすく、だれもが快適にご覧いただけるサービスがNHKプラスで実現できたと考えています。今後は、本技術の効果をより期待できる同時配信サービスへの適用を検討していきます。
これからも視聴者目線で考え、新しい視聴体験を提供する技術開発ができるよう努めていきたいと思います。この度は大変名誉ある賞を頂き、ありがとうございました。
NHK 田中壮
スタッフ
田中壮
伊藤均
石川佳寿
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