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放送文化基金賞

創作ドラマ大賞への参加

「創作ドラマ大賞」  日本放送作家協会のサイトへ
 「創作ドラマ大賞」は、一般社団法人 日本放送作家協会とNHKが実施している事業で、テレビ・ラジオドラマの創作脚本を全国から懸賞公募して新人を発掘し、次代の放送を支える作家を育成する事業です。
 放送文化基金は、その事業を後援しており、テレビ・ラジオの大賞作品にそれぞれ賞金50万円を贈呈しています。

2021年 第46回創作テレビドラマ大賞

タイトル 受賞者
大賞 「月食の夜は」 竹川春菜
佳作一席 「塔の三姉妹」 武田雄樹
佳作二席 「お粋に花咲く」 中川裕規

2021年10月に行われた最終審査会で大賞・佳作受賞作が選ばれ、11月5日(金)に、第49回ラジオドラマ大賞と合同で贈呈式が行われました。

大賞「月食の夜は」梗概
竹川 春菜(たけかわ はるな)

 宮内駿(15)は来週末にスーパームーンの月食があることを知り、思いを寄せるクラスメイト、岸本翠(14)を誘うが、相手にされず撃沈する。
 翠は母親の介護を担うヤングケアラーだった。一方の宮内は、受験勉強に身が入らない。その夜、再会した2人は改めて話し、少し距離が縮まるのだった。
 翌日、翠は宮内のおかげで同級生と中学生らしい時間を楽しむが、帰宅すると母親がトラブルを起こしており、その様子を宮内に見られてしまう。この日を機に母の病状が悪化し、学校に来なくなる翠。助けを求められずにいると、宮内が教師らを連れて来てくれ、家の事情が明るみとなった。
 翠の家にソーシャルワーカーが付くも、翠の母は浮かない顔。翠を手元に置こうと勉強を妨げるのだった。気持ちが爆発した翠は、母の首に手をかけてしまう。直前で我に返るが気持ちは限界を超えていた。家を飛び出すと、そこで宮内と再会。2人は月食を探して夜空を見上げるのだった。

2021年 第49回創作ラジオドラマ大賞

タイトル 受賞者
大賞 「手を振る仕事」 足立 聡
佳作 「親ごころ、子ごころ」 森田 志保子
佳作 「名もがりの町」 兵藤 るり

2021年3月にオンラインで最終審査が行われ、大賞1本、佳作2本が決まりました。
贈賞式は11月5日(金)に創作テレビドラマ大賞と合同で行われました。

大賞「手を振る仕事」梗概
足立 聡(あだちさとる)

 佐藤(25)は電車に手を振る仕事をしている。佐藤には小さい頃から車掌になりたいという夢があった。しかし、今は鉄道会社のPR活動の一環で、駅の隣にあるアパートの一室で電車に乗っている乗客に向かって、笑顔で手を振るというのが仕事だ。毎日手を振るだけの仕事。手を振っても振り返してくれる人なんてほとんどいないけれど・・・ 佐藤は病院で偶然、いつも電車から笑顔で手を振り返してくれる由美(20)に出会った。由美はダンサーを目指し上京してきたのだが、持病の喘息が酷くなり通院していた。佐藤と由美は気が合った。
 仕事に対してやる気を失っていた佐藤に由美は「人に出会った時、別れる時、人は手を振る。出会いと別れに立ちあう素敵な仕事やで」その言葉で佐藤は仕事に向き合い始める。佐藤は、乗客が手を振り返してくれるために色々工夫をする。そして次第に手を振り返してくれる乗客が増えていくのだが・・・。