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放送文化基金賞

創作ドラマ大賞への参加

「創作ドラマ大賞」  日本放送作家協会のサイトへ
 「創作ドラマ大賞」は、一般社団法人 日本放送作家協会とNHKが実施している事業で、テレビ・ラジオドラマの創作脚本を全国から懸賞公募して新人を発掘し、次代の放送を支える作家を育成する事業です。
 放送文化基金は、その事業を後援しており、テレビ・ラジオの大賞作品にそれぞれ賞金50万円を贈呈しています。

2022年   第50回創作ラジオドラマ大賞

タイトル 受賞者
大賞 「決められない松田、おすすめの一本」 上原 哲也
佳作一席 「傑作が落ちて来る」 杉原 大吾
佳作二席 「息が、つまるほどの」 鈴木 佳朗

3月にオンラインで最終審査が行われ、大賞1本、佳作2本が決まりました。贈賞式は11月に創作テレビドラマ大賞と合同で行われる予定です。

大賞作品・梗概「決められない松田、おすすめの一本」
上原 哲也(うえはら てつや)

 レンタルビデオ店のアルバイト、松田大智は、何をするにも決められない。映画監督になる夢も挫折し、バイト先の店長・日垣に拾ってもらい7年、現状維持の生活。唯一のやりがいは映画のPOP制作。店長、同僚の神園と共に、それなりに楽しくやっていた。
 そんな矢先、サブスクのあおりを受け、バイト先の閉店が2ヶ月後に決まる。
 焦った松田だったが、決められない性格から、ひとまず店のPOPを作り続ける。客の数は少ないが、常連からの評判は悪くない。その評判を持って店長に店の継続を提案する松田だったが、店長の決断は変わらない。逆に、自身の決められない性質を指摘され、店の仕事に意気消沈してしまう。
 閉店まで僅か、松田は同僚の神園への嫉みを口にする。神園は煮え切らない松田への苛立ちと気遣いから、理想的な選択肢がなくてもまずは一歩を踏み出せと発破をかける。 店の最終日、覚悟を決めた松田に、思いがけないチャンスが舞い降りる。

2021年 第46回創作テレビドラマ大賞

タイトル 受賞者
大賞 「月食の夜は」 竹川春菜
佳作一席 「塔の三姉妹」 武田雄樹
佳作二席 「お粋に花咲く」 中川裕規

2021年10月に行われた最終審査会で大賞・佳作受賞作が選ばれ、11月5日(金)に、第49回ラジオドラマ大賞と合同で贈呈式が行われました。

大賞「月食の夜は」梗概
竹川 春菜(たけかわ はるな)

 宮内駿(15)は来週末にスーパームーンの月食があることを知り、思いを寄せるクラスメイト、岸本翠(14)を誘うが、相手にされず撃沈する。
 翠は母親の介護を担うヤングケアラーだった。一方の宮内は、受験勉強に身が入らない。その夜、再会した2人は改めて話し、少し距離が縮まるのだった。
 翌日、翠は宮内のおかげで同級生と中学生らしい時間を楽しむが、帰宅すると母親がトラブルを起こしており、その様子を宮内に見られてしまう。この日を機に母の病状が悪化し、学校に来なくなる翠。助けを求められずにいると、宮内が教師らを連れて来てくれ、家の事情が明るみとなった。
 翠の家にソーシャルワーカーが付くも、翠の母は浮かない顔。翠を手元に置こうと勉強を妨げるのだった。気持ちが爆発した翠は、母の首に手をかけてしまう。直前で我に返るが気持ちは限界を超えていた。家を飛び出すと、そこで宮内と再会。2人は月食を探して夜空を見上げるのだった。