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2026年3月24日(火)、第54回創作ラジオドラマ大賞の贈賞式が開催されました。大賞は、松平節さんの『キラキラ。』です。大賞を受賞した作品は、今後NHKで制作・放送される予定です。

「創作ドラマ大賞」は、一般社団法人 日本放送作家協会とNHKが実施している事業で、テレビ・ラジオドラマの創作脚本を全国から懸賞公募して新人を発掘し、次代の放送を支える作家を育成する事業です。放送文化基金は、その事業を後援しており、テレビ・ラジオの大賞作品にそれぞれ賞金50万円を贈呈しています。

大賞を受賞した松平節さんと放送文化基金・梅岡宏専務理事
大賞作品「キラキラ。」梗概

普通でいたい―。
中学三年生の伊庭加奈子は、網膜の病で目が見えにくくなっており、高校からは盲学校をすすめられるほどだった。しかし受け入れられずにいる。母のひろみ、同級生で起立性調節障害を患っているけいこ、そして学校の担任・広田先生。それぞれの思いや観点が交差する中、競泳スクールの小柳コーチの助言もあり、半信半疑ながら加奈子は彼女なりに前へ進む決心をする。
中高生のキラキラはあるのか、ないのか。いつかキラキラをつかみたくて。最後まで全力を尽くして、その燃焼感からくるキラキラをつかみたい。こわいけれど、泳いでいる水の中で私は自由だ、と加奈子は思った。そんな、とある夏の出来事。

松平節さん 受賞コメント(要約)

この作品は、私の実感と、少しの実体験をもとに書いたものです。
逆境に直面したとき、本人はもちろんのこと、周りがどのように寄り添うかをテーマにしています。
人の温かみや言葉にできない想い――そうしたものにどう寄り添っていくのか。誰かが逆境に陥ったときに、どう寄り添えるのか。それが、人として大切になっていくことなのではないかと思います。
明日も頑張ろうかな、今週も頑張ってみようかなと思えるような、少し目線がすっと上がるような作品づくりに、参加させていただきたいと思っております。

プロフィール

松平節(まつだいら みさを)さん
東京生まれ。
勤めながら青山シナリオ・センターで学ぶ。著書に伝記小説「所得倍増の男」(朝日出版社)がある。C-1グランプリ佐藤舞葉賞受賞。The TOKYO 48 Hour Film Project 2022ショートフィルム「還り道」(脚本賞ノミネート)など。三人育児。

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