概要

本研究の目的は、手のひらサイズの超小型 3 波長オーロラカメラを開発することである。マルチバンドパスフィルタを魚眼レンズとのマウント部に挟むことで、カラーセンサの RGB チャンネルをオーロラ輝線のみに感度を持つように改造し、シングルボードコンピュータで制御する。さらに、アラスカ、カナダ、名寄、昭和基地、海外南極基地等で実際にオーロラを観測し、既存のオーロラ観測システムとの性能比較を行うことで、オーロラ観測の現代化と省電力化に貢献する。

助成を受けた方の言葉

オーロラと放送文化との関係は、考えてみれば幾つも思い浮かびます。太陽活動の極大期、2024年にはSNSで話題が広がり、なんと日本各地からオーロラが撮影され、シチズンサイエンスという新しいオーロラ研究の取り組みが実現しました。カメラの現代化だけでなく、放送文化への貢献というのは、考えてみると面白い。実は11年前の極大期のときにも助成を頂いて、オーロラを立体視する挑戦をさせて頂きました。11年後にも、また何か面白い応募をしたいと思っております。

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