概要

東日本大震災時に宮城県女川町において臨時災害放送局を立ち上げ、FMラジオとインターネット放送を通じ、5年間、復旧復興期の被災地を支える活動を行いました。今回は能登半島地震と豪雨災害で二重の被害を受けた石川県輪島市の住民からの要請で、放送の経験のない地元の人々に放送局の運営・番組の作り方を教え、自分達の、町のみんなが参加する「まちのラジオ」を作ります。目的は「復興」、伝えること、伝わることは地域をどう変えるのか? あなたも耳を傾けてみてください。

助成を受けた方の言葉

インターネットの普及でメディアの有り様は変わり、新しいことばかりに目が向きがちですが、限界集落・被災地に枯れたと思えるラジオというメディアを作る試みに対し、ご理解・ご支援をいただけたことに感謝しています。ちょうど100年前、関東大震災の災禍の中から立ち上がるために、また同じような災害に対して備えるためにはじまったのがラジオです。一周回って、そこに立ち戻り、この取り組みから広く放送の世界の今後に役立つものをお返しできるよう心して努めます。

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