HBF 公益財団法人 放送文化基金

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放送文化基金について

専務理事新任あいさつ

 公益財団法人放送文化基金の専務理事の梅岡宏です。放送文化基金は、放送文化の発展に寄与することを目的とし、優れた放送番組・配信コンテンツや放送文化・放送技術における業績を表彰する「放送文化基金賞」をはじめ、「放送に関する調査研究や技術開発への助成」「全国各地での制作者フォーラムの開催など人材育成の支援」の3つの事業を柱に活動をしています。
 私は放送の現場で長年、報道番組やドキュメンタリー番組の制作に携わってきましたが、放送文化基金賞をもらった経験は格別でした。審査委員の方々の言葉に勇気づけられ、他の会社の制作者との交流は大きな刺激となりました。
 放送を取り巻く環境は急激に変化しています。放送と通信の融合は一層進み、テレビの見られ方も大きく変わってきています。そうした中でも、力強いメッセージを発する番組や感動を与える番組を生み出そうと日々切磋琢磨している制作者、放送の新たな可能性、時代を切り拓こうとする開発者・制作者に敬意を表します。ラジオ、そしてテレビ放送が始まって以来、制作者たちの熱意や思いが、「放送」の力の原動力です。
 放送文化基金の活動を通じて、そうした放送人たちにエールを送り、新たな時代の放送文化の向上に貢献したいと思います。皆さまのご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。

(2023年6月23日)

●プロフィール
梅岡 宏(うめおか ひろし)
1962年生まれ。東京大学法学部卒業。
1985年NHK入局。
福岡放送局、広島放送局、クローズアップ現代編責、NHKスペシャルチーフプロデューサー、ニュースウォッチ9編責、大型企画開発センター長、札幌放送局長などを経て現職。