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ふたたび神戸からの『伝言』 
平成8年から助成(委託研究も含む)を続けてきたプロジェクトの成果 が本として刊行されました。
  平成14年9月に発行された「災害情報とマスコミそして市民。」<松井一洋著 里山出版 1500円>は、平成7年1月17日の阪神・淡路大震災時に、阪急電鉄の広報担当者として最前線で奔走した著者の松井氏が、以来一貫して災害情報について考え、ライフライン広報とマスコミの新しい関係づくりをめざして活動してきたことをもとに、ライフライン企業広報のあり方、そしてこれからの防災市民社会の実現に向けて熱く語った本です。
 放送文化基金は震災の半年後、公開シンポジウム『阪神大震災の検証〜ライフライン情報と放送の役割』を主催し、大規模災害時のライフライン情報と放送(メディア)という視点で問題提起をしました。松井氏はパネリストの一人としてこの会に参加し、その後基金の委託研究「災害放送研究プロジェクト」のメンバーとしてプロジェクト活動を支え、そこから生まれた全国5地域の、災害情報をめぐるマスコミとライフラインの「連絡会」を支援する「日本災害情報ネットワーク」(現在NPOの認可申請中)が設立されました。このネットワークは会員相互の意見交換の場としてインターネットによるメーリングネットワークを開設するなど地道でユニークな活動を続けています。これらの活動についても、本の中で詳しく紹介されています。
阪神・淡路大震災によって、わたしたちはあらためて大自然の脅威は人智を遙かに超えることを体験した。
だからこそ、もう一度、「防災」は自然との対立ではなく「共生」であるという発想が、あらために有効視されるのである。(本文より)
 本書は一般書店では購入できません。
ご希望の方は下記まで直接お申し込みください。

松井氏のE-mail k-matsui@crest.ocn.ne.jp

2002年11月掲載

・ 平成8 年〜平成11 年 委託研究「災害放送研究プロジェクト
・ 平成10 年度「大規模災害発生時のライフライン情報のあり方に関する調査活動」
 (KANSAI ライフライン・マスコミ連絡会 代表 松井一洋)他4 件
・ 平成11 年度「KANSAI ライフライン・マスコミ連絡会の運営および全国ネットワーク確率のための研究」
 (KANNSAI ライフライン・マスコミ連絡会事務局 松井一洋)他4 件
・ 平成12 年度「大規模災害発生時の災害情報伝達のあり方について」
 (日本災害情報ネット ワーク設立事務局 代表 松井一洋)
・ 平成13 年度「大規模災害発生時の災害情報伝達ネットワークの継続・発展について」
 (日本災害情報ネットワーク設立事務局 代表 松井一洋)