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東日本大震災で報道活動をしている皆さまへ
報道人ストレス研究会「惨事ストレスマニュアル」公開

 ジャーナリストの「惨事ストレス」とよばれる心理的ストレス反応に関する研究をしている報道人ストレス研究会(代表 筑波大学人間総合科学研究科 松井豊教授)が、2011年東日本大震災の発生に伴い、報道活動を行っている災害救援者やジャーナリストに向けて作成した惨事ストレスケアのマニュアルをウェブサイト上に公開しています。
 研究会では阪神・淡路大震災や雲仙普賢岳災害でのジャーナリストの体験に関する調査をふまえて、ジャーナリストが災害現場での活動中や活動後に体験するストレスについて研究してきており、放送文化基金はこの研究プロジェクトに平成16年度と17年度に助成しています。
 悲惨な現場で活動されたジャーナリストは誰でも、活動中や活動後に惨事ストレスを経験する可能性があります。
 惨事ストレスを予防し、少しでも軽くするために、ジャーナリストの皆さんに心がけてほしいことがまとめてあります。ご参照下さい。

・報道人ストレス研究会 トップページ
 http://www.human.tsukuba.ac.jp/~ymatsui/
・ジャーナリスト向け惨事ストレスマニュアル
 http://www.human.tsukuba.ac.jp/~ymatsui/disaster_manual3.html

・ 平成16年度 助成
「放送ジャーナリストの惨事ストレスケアに関する心理学的研究」
・ 平成17年度 助成
「放送ジャーナリストの惨事ストレスに関する調査」
 筑波大学人間総合科学研究科 教授 松井 豊


2011年4月掲載