
ABU(アジア・太平洋放送連合)の第47回東京総会が、10月15日から20日まで、41の国と地域から放送機関の代表らおよそ400人が参加して開かれました。
総会に先立って開かれた番組委員会には谷村専務理事が出席し、これからもABUのプロジェクトへの助成と番組コンクールのスポンサーとして協力して行きたいと挨拶しました。特に助成対象については、ABUのメンバーが共通のテーマで番組を共同制作し放送するような新たなプロジェクトの立ち上げやこれまでの世界電波会議に向けた研修プロジェクトをアジア電波研究会議に発展させるようを要望しました。
また、「ABU賞」番組コンクールの授賞式には末松安晴理事が出席し、放送文化基金が賞金を提供しているラジオドラマ部門の受賞作、NHK「FMシアター リバイバル」とテレビドラマ部門の受賞作、韓国・文化放送(MBC)制作の「善徳女王(The Great Queen Seondeok)」に夫々、トロフィーが手渡されました。
今回の総会では、「放送のちから」をテーマに、インターネットの急成長やデジタル化の進展など、放送を取り巻く環境が大きく変化する中で、どのように放送の役割を果たして行くかについて議論されました。「放送とインターネットの融合」をめぐるパネルディスカッションでは、アジアをはじめ欧米も含めた各国放送局の新たなメディアへの取り組みが紹介されました。 |

番組委員会プレゼンでの谷村専務理事

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