平成19年度に人文社会・文化部門で助成した研究プロジェクトである「米国系ケーブルネットワークのアジア市場における番組戦略研究:ネットワーク本社の視点」の成果が収録された本が出版されました。
デジタル化、多チャンネル化、グローバル化の進行とともに世界各国の映像コンテンツ産業における競争が激化する中、圧倒的な競争力を持ってグローバル市場に君臨する巨大メディア企業の動向が注目を集めています。本書は、国際マーケティング研究の文脈に沿って、MTV(音楽専門チャンネル)、カートゥーンネットワーク(アニメーション専門チャンネル)、ESPN(スポーツ専門チャンネル)、ディスカバリーチャンネル(ドキュメンタリー専門チャンネル)など、世界規模で事業を展開するグローバル・テレビネットワークのアジア市場での番組製品戦略を調査し、理論的かつ実証的に検討・分析しています。 |
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・平成17年度助成
『グローバル・テレビネットワークとアジア市場』
大場吾郎(佛教大学社会学部現代社会学科准教授)著
文眞堂
2008年11月15日発行
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