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第40回 放送文化基金賞 受賞のことば
※受賞のことばは第40回 放送文化基金賞 パンフレットより転載しています
【番組部門】※表彰番組を対象として、その番組に携わった個人に贈る賞
【演技賞】 堺 雅人 「半沢直樹」
 このたびは、このような賞をいただき、大変ありがたくおもっております。
 撮影中は、いろいろな方からパワーをいただきながら、演技をさせていただきました。原作の小説、福澤監督をはじめとするスタッフのみなさんの仕事ぶり、共演のかたがたの演技など。また、放送がはじまってからは、視聴者の皆さまの熱い視線も、おおきな励みになりました。たのしんでくださった方もふくめ、このドラマにかかわられたすべての皆さんに、こころより感謝いたします。ありがとうございました。

【演技賞】 満島 ひかり 「Woman」
 母親になれるか不安だった私に、演出の水田さんは「子供がお母さんにしてくれる」と教えてくれました。気がつけば、子供たちに育てられていました。走って遊んで、ケンカして我慢して、怒って笑って、いっぱい泣いて。
 休憩中も一緒にいて、家に帰るといつもパタンと寝ていました。望海と陸のお母さんをがんばった、小春さんと自分へのご褒美です。どうもありがとうございます。
 あの時を想うと、まだまだ幸せなのにさみしいです。
 脚本の坂元さん、携わった皆さん、子供たちに感謝をこめて。

【制作賞】 熊谷 博子 「三池を抱きしめる女たち 〜戦後最大の炭鉱事故から50年〜」
 ドキュメンタリーは“掛け算の芸術”だと信じています。スタッフそれぞれの力、撮影させていただいた方の思いがうまく掛け合って、作品が生まれる。私が代表して賞をいただきましたが、当然、私だけのものではありません。ただ長い間、三池の女性たちとつきあうことで、決してあきらめない信念と素敵なエネルギーをもらいました。辛い話も彼女たちの愛に助けられました。「三池」を掘るとは、日本を掘るということです。これからも、この国の様々な坑道に埋もれている真実を、掘り続けていきたいと思います。

【演出賞】 三角 恭子 水沼 真澄 「足元の小宇宙 生命を見つめる植物写真家」
 この番組を企画したきっかけは、通勤途中の家を取り壊した更地に、あっという間に草が生え、花が咲き、かと思うとどこから種が飛んできたのか突然にょきにょきと木が生えてきて、いやぁ、まるで足元のジャングルだ…と思ったことでした。
  埴沙萠(はにしゃぼう)さんが見つめる、一見地味で動かない植物たちが輝いて見える瞬間を届けたくて、映像1カット、写真1枚も、こころを込めて選びました。思いを1つにして一緒に作り上げた制作スタッフのみんなと、もちろん埴さんと、受賞のよろこびを分かち合いたいと思います。
NHK 水沼 真澄

【出演者賞】 川手 照子 「In My Life 〜介護の仕事と ビートルズと〜」
 「出演者賞」という名誉ある賞を頂きましたこと心より感謝申しあげます。私としては、この番組の佐伯ディレクターと楽しいおしゃべりをしただけで、これといった努力はしていないのですが、そこに、地主直之さんの優しいギターが加わって、素敵な作品にして頂きました。そして、この作品を一番喜んでくれたのは私の父母でしょう。おかげで親孝行までできました。そろそろ、天国に単身赴任のうちの主人の自慢話が聞こえてきそうです。「なんでも、大女優も取るような賞をうちのヤツもいただいたそうで…」と。