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第39回 放送文化基金賞 受賞のことば(贈呈式から)
【番組部門】●ラジオ番組  
【本賞】よみがえる話芸 節談説教 (東海ラジオ放送)
 番組で紹介した小沢昭一さんは昨年亡くなられ、取材させていただいた関山和夫先生は5月に亡くなられました。そういう意味で非常に貴重な音源となりました。当社が本賞をいただくのは初めての快挙で喜ばしいことでありますが、一方で、ラジオにはこの節談説教に似ていると思うところがございます。ラジオの制作環境はなかなかに厳しく、熟練されたディレクターやプロデューサーという人材の確保が大変苦しい現場もあります。そういう中で、このような賞をいただいたことを励みに、これからまた新しいスタッフで番組を作っていけたらなと思っております。
北 敏明(プロデューサー)

【優秀賞】日曜スペシャル 調律師という芸術家 最高の音楽を作る究極のピアノ調律
(朝日放送)
 この番組を作ることになったきっかけは、楽器もできず音楽の成績も悪かった私に、「ラジオなんだから音にこだわった番組を作れ」と上司に無茶振りされたことでした。調律師の仕事を説明するのに、「長3度、完全5度」「倍音」「共鳴」など専門用語が非常に多いのですが、音楽が出来ない人間が、これらの言葉を全く使わないでどう番組にするかにこだわり、苦労して作った番組です。
朝日放送 鈴木 崇司(ディレクター)

【番組賞】凍えた部屋〜姉妹の“孤立死”が問うもの〜 (北海道放送)
 番組は、先輩・後輩一丸となって作り上げました。その中で、私は亡くなった姉妹のご遺族への取材を担当しました。そこで、ご遺族をはじめ、友人、行政の方が、それぞれに「もう少し何か出来たのではないか」という考えを持っていることを知り、“孤立”という言葉を独り歩きさせてはいけないという思いを番組に込めました。私もいろんな方々に支えられ繋がりを持つ中で、取材活動をし、日々生きていることを忘れずに、これからも精進したいと思います。
北海道放送 磯貝 拓(取材)