公益財団法人 放送文化基金 トップページ 地図 リンク お問い合わせ
English Site
放送文化基金概要 助成 表彰 制作者フォーラム 放送文化基金報
リニューアルサイトへ
表彰
放送文化基金賞について
  ◇申込方法
  ◇受賞一覧
日本賞への参加
ABU賞への参加
創作ドラマ大賞への参加

放送文化基金賞Web応募システム
(別ウィンドウで開きます)
放送文化基金賞の応募方法がWeb申請に変わりました。

放送文化基金賞データベース
現在改修中のためしばらくの間使用できません。
表彰

第39回 放送文化基金賞 受賞のことば(贈呈式から)
【番組部門】●エンターテインメント番組  
【本賞】NHKスペシャル 釜石の"奇跡" いのちを守る特別授業(NHK)
 この番組は、釜石小学校の184人の子どもたちの証言をベースにして制作しました。制作にあたり、自分の家が流されたり、親しい人が波に飲み込まれていくところを目の前で見ていた子どもたちに、本当にあの日のことを聞いてもいいのかと深く悩みました。でも、子どもたちから、「自分たちの経験が、これから起こる災害で1人でも多くの人を助けるための役に立つならそれで嬉しい」と言われ、背中を押されたことを思い出しております。防災という重いテーマをアニメという形で助けてくださったアニメ制作会社の方々、そして番組にご出演頂いたタレントの皆さんに改めてお礼を申し上げます。そして今日は番組でMCを務めたアナウンサーの首藤さんも来ております。
NHK 福田 和代(ディレクター)
首藤奈知子
 このような場に立たせていただき光栄です。番組のMCを務めることになり、私も釜石に行きました。そこで出会ったのは、外で遊ぶのが大好きで、でも家でゲームをするのも大好きで、お母さんに甘えていたり、ふざけすぎて叱られていたり、ごくごく普通の可愛らしい子どもたちでした。ただ、しっかりとした口調で、「地震が来たら津波が来るからとにかく逃げろと伝えたいんだ」と、強く話してくれました。そう教えてくれた子どもたちの思いを伝えたいと思いました。命を守るためにどうすればいいのか、今後も放送を通じて長く伝えていきたいと思っています。最後になりますが、スタジオで授業をしてくださった片田先生、MCをリードしてくださった国分太一さん、ゲストのみなさんに心から感謝申し上げます。

【優秀賞】あの名曲を方言で熱唱! 新春全日本なまりうたトーナメント(テレビ朝日)
 錚々たる受賞作品の中で、我々の番組だけが“どバラエティ”でちょっと浮いている感じがしないでもないですが、本当に嬉しいです。この賞は、「なまりうたトーナメント」という番組にいただいたものですが、私個人的には、我々制作者に先輩方からの「まだこれからも面白いもの作れよ、わかってんのか」というちょっと厳しめのエールだと思っております。これからもこの賞を胸に、みんなが楽しくてみんなが笑える、そんな番組を作っていきたいと思います。
テレビ朝日 奥田 創史(ゼネラルプロデューサー)

【番組賞】 西米良ご長寿御一行様 平成のお江戸見物ツアー(宮崎放送)
 宮崎県西米良村は東京の人口の1万分の1、1200人しか住んでいません。今回この東京ツアーに平均年齢79歳のおじいちゃんおばあちゃんが71人が参加しました。東京ツアーで強烈な刺激を受けて1年たった今も元気に暮らしています。僕らもこの番組の取材でたくさんの元気をいただきました。この賞を報告したところ、来週、村を挙げて受賞の御祝い会をすることになりました。西米良には“カリコボーズ”という心のきれいな人しか見ることが出来ない妖精がいます。西米良はそんな素晴らしいところです。もし宮崎に来ることがありましたら是非西米良に足を運んでください。
宮崎放送 坂元 伸一(ディレクター)