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第37回 放送文化基金賞 受賞のことば(贈呈式から)
【番組部門】●ラジオ番組  
【本賞】 高橋竹山生誕100年記念番組 
ラジオドキュメンタリー 故郷の空に(青森放送)
 青森放送は昭和28年の開局以来、民謡というジャンルに大きな力を注ぎ、高橋竹山さんをはじめとする民謡の奏者、歌い手たちと信頼という強い絆を繋いできました。この絆により、竹山さんが日記代わりに吹き込んだテープを、孫の哲子さんが持って来てくれました。また、竹山さんの番組を放送することを、竹山さんの生まれ故郷の町に知らせたところ、小さな町の色々な方々が番組を支えるスポンサーになってくれました。これからも地域に密着した番組を謙虚に作っていきます。
青森放送 大友 寿郎(プロデューサー)
 この度の大きな賞を頂けたのは、竹山という人間にまるごと寄り添って一生懸命番組を作ってくれたスタッフさんのお蔭だと思っています。目の不自由な祖父に、ファンから頂いた手紙を読んであげると「ふ〜ん、ありげて〜な〜。なぐさないようにちゃんとしまっておけよ〜」って、いつもそう言っていました。頂いた気持ちには感謝を忘れない人でした。
ここで、感謝を込めて、竹山から習った津軽民謡を一節、唄わせて頂きます。
高橋 哲子(出演)

【優秀賞】 HBCラジオ開局60周年記念ドキュメンタリー
インターが聴こえない 〜白鳥事件60年目の真実〜(北海道放送)
 この事件は、北海道放送が道内初の民放テレビ局として開局した2週間後に発生した事件です。私たちの大先輩は、札幌地裁で行われた一審判決を、重いデンスケを担ぎ、堂々と中へ入り、音を録り、放送をしてしまいました。今では大問題になるようなことです。このような事件を、大先輩から先輩へ、そして私達へと受け継いだ報道活動に対して、この賞を頂き、大変嬉しく思います。
HBCメディアクリエート 後藤 篤志(構成)

【番組賞】FMシアター 東京Voice(NHK)
 視聴率が無いので、自分が作ったものに内心不安を持っていましたが、賞を頂いて作って良かったという実感があり、非常に勇気づけられました。主人公の親友役としてドラマに出演して下さった俳優の竹本孝之さんをご紹介します。
NHK 佐々木 正之(演出)
 私は、日本語という言葉を大切にしたいと常日頃から思っています。ラジオドラマは、聴く人が風景を頭の中で構築し、物語を紡いで、一つの作品として自分の心の中に留めておく、そういうものだと思っています。素敵な日本語という文化を、制作の方々と一緒に紡ぎあげ、聴いている方々に届けることが私たちの仕事と思っています。
竹本 孝之(出演)