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第37回 放送文化基金賞 受賞のことば(贈呈式から)
【個人・グループ部門】 ●放送技術  
ファイルベースによる統合型ニュース制作システム開発チーム フジテレビジョン
 素材をファイル化し、システムをファイルベース化することを目指し、5年にわたり開発を続け、昨年「ヴィーナス」が完成。直後の3月11日に未曾有の大災害が起こり、CMを一つも挟むことなく、82時間連続で報道特別番組を放送し続けました。「このシステムだからこそオンエアを乗り越えることができた。」報道のスタッフからもらった温かい言葉です。
山本 智(フジテレビジョン)

ギャップフィラーシステムの開発・普及促進グループ NHKアイテック
 ギャップフィラーは、山間部など、地上デジタル放送を直接受信できない地域に、無線を使って電波を届けるシステムです。これまでに、多くの諸先輩方や仲間が、全国を飛び回り、このシステムによる地デジの普及に努力した結果、多くの地元、自治体から喜びの声を頂きました。これからも地上デジタルの美しい絵や多機能のサービスを多くの人たちに伝えていきたいです。
岩田 昭光 (NHKアイテック)

低遅延送り返し装置開発グループ 日本テレビ放送網
 アナログ放送がなくなると中継現場は困ります。現場では、アナログテレビのモニターを見てスタジオとやり取りしますが、デジタル放送になると、3秒くらい遅れが出てしまうのです。そこで、3年かけて考えたのが、インターネットやIP回線を使って、現場で遅延のない絵を見るという技術です。今ではネットワークを越えて、色んな方々に使って頂いています。
牧野 鉄雄(日本テレビ放送網)

マルチバンドISDB−T伝送方式開発グループ NHK
 日本の地上デジタル放送はISDB-Tという方式を採用しています。この方式の最大の特徴は、家庭向けにはハイビジョン放送を送り、携帯電話向けにはワンセグサービスを送ることです。このISDB-Tを、まだ方式を決めていないアジアやアフリカの多くの国で採用して頂きたいと思い、国によって異なる帯域幅にも対応したマルチバンドISDB-Tを開発しました。この方式によるテレビを、世界中で見ることが出来るようになることを願っています。

高田 政幸(NHK)