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第37回 放送文化基金賞 受賞のことば(贈呈式から)
【番組部門】●エンターテインメント番組  
【本賞】 クニマスは生きていた!
〜“奇跡の魚”はいかにして「発見」されたのか?〜(毎日放送)
 今回は奇跡の連続でした。始まりは、中坊教授の、絶滅した魚「クニマス」の体の色をCGで再現したいという熱い思いでした。CGは予算的にはちょっと、ということで、さかなクンにイラストを描いてもらってギャラだけで済まそう、などと考えながら撮影を続けたところ、奇跡的にホンマモンが出て来ました。私は大学で水産を専攻していまして、その時の恩師が中坊教授という、こんな奇跡も、この番組を作る要因になったかと思います。
毎日放送 尾ざき 豪(プロデューサー)
 歴史的な研究過程をカメラに収められるなんて、今後絶対に起こらないと、尾ざき君に頼んだのですが、彼はどうも“クニマス”は“ツチノコ”程度としか思っていなかった節があり、MBSでお魚博士という看板を掲げながら、こいつ何にも分かってへんと、色々な本を読んで勉強してもらいました。元々熱い人間の彼は、全てを吸収してこの番組に取り組み、結果、賞を頂けました。エンターテインメントとは、まず、当人が熱いこと、作っている人が一番楽しんでいることだと思います。今後も我々視聴者を楽しませて下さい。
京都大学教授 中坊 徹次(出演)

【優秀賞】久米宏・経済スペシャル 新ニッポン人の食卓 (テレビ東京)
 この番組は、新しいニッポン人の価値観や現象に焦点を当て、源流を探っていくという企画です。シリーズとして3回目の今回は、最近の食卓の乱れは、実は70歳代女性に源流があるのではという仮説のもとに、約100人に取材をし、検証をしていきました。源流を辿るというコンセプトの番組を評価し、認めて頂いたことを大変嬉しく思っています。
テレビ東京 野口 雄史(プロデューサー)

【番組賞】えんがわ 〜18年目の春〜 (中部日本放送)
 まず、このような地味な番組に賞を頂けることを嬉しく思います。そして今回の「えんがわ」は、テレビとしては考えられない、11年ぶりのパートUです。その間、お前は何をしとったんだ、と言われそうですが、実は、私と放送文化基金さんとの関係が出来たきっかけが、その番組のパートTを基金賞に応募したことでした。以来、亡くなった村木良彦さんや、全国の優れた制作者の方々と親交を持たせてもらった上に、このような賞をもらい、本当に幸せです。
中部日本放送 藤井 稔(プロデューサー・ディレクター)