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第37回 放送文化基金賞 受賞のことば(贈呈式から)
【個人・グループ部門】 ●放送文化  
浜村 淳(映画評論家・パーソナリティ)
 私の語りの芸を認めて頂き、こんな素晴らしい賞を頂戴するのは、恐懼の至りでございます。子どもの頃から体が弱く、6年生で初めて皆勤賞をもらった時に、だまって母親が抱きしめてくれました。私も老い先長くはございません。この賞を、天国の母親に持っていったら、今回もきっと抱きしめてくれると思います。

小野 さおり(NHK音響デザイン部チーフ・ディレクター)
 阪神大震災の時に、“音”は災害報道番組の本質を雄弁に語る力を持つと同時に、使い方を間違えると、視聴者に同情を押しつけ、被災者を傷つける凶器ともなるということを学びました。これが私の音響デザイナーとしての原点です。東日本大震災の起こった今年、この賞を頂いたことは、もう一度原点に立ち返って番組と対峙しなさい、という神様の叱咤激励だと受けとめています。

「きらっといきる・バリバラ」制作グループ(NHK大阪放送局)
 福祉番組、NHKの枠をも越えて、ゴールデンタイムのバラエティ番組やドラマなどで、障害のある人が、俳優とか芸人として出演していくのが目指すところだと思っています。今はまだ、五十音で“あいうえお”の“あ”を言ったところです。民放の方で、“お前、使ったろか”、という方がいらっしゃったら、ぜひお声がけください。
玉木 幸則(出演)

戦争証言プロジェクト (NHK)
 証言者の皆さんが、人生の残り時間が短いことを覚悟し、その中で、何とか次の世代に伝えたいという使命感や責任を感じながら、思い出したくもないような経験を振り絞るように語って下さったことに、心から感謝したいです。証言の中の、当時の日本軍、政府の作戦始動、組織の体質――そこには、現在でも解決されていない多くの問題が含まれています。彼らの重い言葉を次の世代にどう語りのこしていけるのかを、これからも考え続けたいです。
NHK 伊藤 純(エグゼクティブ・プロデューサー)

【特別賞】児玉 清 (俳優)
 父・児玉清が長年こだわって続けてきた仕事に対して、このような賞を頂けることを、母と共に喜んでいます。これも、父がご一緒させていただいた多くのスタッフの方々のお蔭だと思っています。有難うございました。
北川 大祐