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第35回 放送文化基金賞 受賞のことば
【番組部門】 ●テレビエンターテインメント番組  
【本賞】ハイビジョン特集 築地市場大百科
 築地市場に渦巻くエネルギーと混沌。濃密な人間関係と独特の商い方法が残る世界最大の魚市場の、誰を追い、どこを切り取ればいいのか。最初は途方に暮れました。 AからZの26話で番組を紡ぐというフォーマット。その中で、特殊撮影や科学実験、現場音を合成した音楽構成などでバリエーションを作ることはできる。しかし、一番描きたかった臨場感あるセリ場をどうすれば表現できるのか。十数秒間に千万円単位が動く真剣勝負の場。取材班の一挙一動が、セリの流れを壊してしまうかもしれないという緊張感の中、闘いと駆け引きの裏側にある心理に迫ることに徹しました。そこで見えてきた理屈や損得だけでは割り切れない、人間味溢れる築地市場の姿。今後の変貌も含めて追い続けたいと思う現場でした。
ヴィジュアルフォークロア 弘 理子

【優秀賞】スジナシ 〜第212回 田中圭〜
「スジナシ」は、放送開始から10年。今までに200人以上のゲストの方に登場して頂きましたが、1回として同じ物語になったことはありません。それはこの番組が、即興ドラマというかたちを借りた“インタビュー番組”だからだと思います。そのため、毎回スジナシ流のゲストの素顔が見られるのです。
そんな全ての物語に関わった笑福亭鶴瓶さん。ゲストから巧みに本質を引き出す鶴瓶さんの姿に、スタッフ全員が一生懸命に付いて行った10年だったとも言えます。スジが無いから逆に大変なのだと、何度も鶴瓶さんに教えられてここまでやってきました。
今後も、筋は通っているが、スジの無い、良質なエンターテインメント創りに全力で頑張っていきます。本当にありがとうございました。
中部日本放送 小森 耕太郎

【番組賞】〜たむらけんじの学校に行こッ!〜イマドキのセイシュン
 受験戦争・いじめ・不祥事…連日のように報道される学校の暗いニュース。 そんな今日でも、視聴者、そして我々スタッフがアツい気持ちで過ごしたあの時と同じものがきっとあるはず…。企画はそんな思いから始まりました。
主役はオリンピックや甲子園で活躍するスーパースターではなく、隣近所の息子さん、娘さん。「テレビ的なネタ勝負」ではなく、自然なままの彼らが番組のすべてです。
高校生と視聴者の橋渡し役にはたむらけんじを起用。企画当時の世間の彼の印象といえば、『裸芸人』『キレ芸』。しかし、我々は彼のアニキ分的性格が、きっと高校生に受け入れてもらえる期待がありました。
ロケをしてみると、高校生の爆発力を目の当たりに。彼らのおかげで、台本では決して思いつかない番組となりました。
毎日放送 水野 雅之