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放送文化基金賞の応募方法がWeb申請に変わりました。 |
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【出演者賞】高畑 淳子 |
『魂萌え!』という素晴らしい作品でドラマ初主演をさせて頂き、もうそれだけでも夢の様な事でしたのに嬉しい賞まで頂き感謝です。この作品の主人公「敏子さん」は、どちらかと言うと内向的で自分の荒ぶる魂には上手に蓋をして暮らしていた女性です。蓋どころか、火をつけてでも魂荒ぶらせてやるぞ・・・と思って生きている様な私にこの役をやらせて下さいました事、その大きな賭けに深く感謝申しあげます。
最後になりましたが、スタッフ、共演者の方々、本当にありがとうございました。 |
【出演者賞】大森 南朋 |
こんな難しそうな名前の賞を頂けるなんて事は、自分の人生の中で予定されてませんでした。
これはかなり貴重な事と、自分なりに喜ばしく厳粛に受け止めております。が、この作品は、スタッフ、キャストのテンションの高さ、気合いと覚悟と興奮の中で撮影が進み、時にはアクシデントもあり、それが又、意思と意地になり形となったドラマだと感じているので、この受賞は、スタッフ、キャストの皆様と分かち合いたいと思います。
先輩俳優達の鋭いキラーパスで決めた、ごっつぁんゴールで得点王・・・そんな、気分です。
まぁそれでも、賞を貰えると言うのは嬉しいもんですね。ありがとうございました。 |
【企画賞】NHK 中嶋 太一 |
「本当に景気は回復したのか」「いまの日本は真面目に働けば報われる社会なのか」。ワーキングプアの企画は、素朴な疑問から始まりました。親の介護や子育て、老いといった問題を抱えながら、誰にも文句を言わず、ただ懸命に働く人たち。取材に応じてくださった方々の姿が人々の胸をうち、今回の受賞につながったのだと思います。政府によって、一刻も早く有効な手だてが取られることを願っています。そして私たち自身も、この問題から目を反らさず、真剣に向き合い続けなければならないという思いを新たにしています。 |
【制作賞】IBC岩手放送 関 芳樹 |
地方局のディレクターは、いわゆる“なんでも屋”です。企画、構成、取材、録音、脚本、選曲、編集などなど…それが当り前と思って鍛えられてきました。
でもやはり限度はあります。その限度を大きくカバーしてくれるのが素材力です。
今回の番組では、「氷口御祝(すがぐちごいわい)保存会」のお年寄とそれを唄い継ぐ中学生たちとの実に頬笑ましい交流や朗々と謡い上げる中学生たちの素晴しい唄声に聴く人たちは魅了されるに違いありません。
制作畑の長い私にとって【制作賞】は、本当に嬉しい賞であり、“なんでも屋ディレクター”への励ましの賞でもあると受けとめています。 |
【脚本賞】中園 ミホ |
ひとつのドラマが出来るまでには越えなければならない壁が幾つも幾つもあります。最近は特にオリジナルの企画を通すことが難しくなりました。ある脚本家の大先輩が言いました。「オゴラズ、イバラズ、しかし頑固に、私は作家だと名乗りをあげ続けなさい」と。その言葉に励まされ、二年前から書きたかった『ハケン』のドラマを書こうと強く思いました。放映中、大勢のハケンさんから「私達が言いたいけれど言えなかったことをよく言ってくれた」という感想をいただけたのが何よりも嬉しかったです。このような賞をいただき、一層励まされました。これからも壁の前であきらめず頑張っていきたと思います。 |
【特別賞】小野 智華子 |
特別賞に選んで頂いてありがとうございました。このような立派な賞を頂けることをとても嬉しく思っています。
水泳のコーチを始め沢山の方々に支えられ、自分の好きなことに挑戦することができました。
これからも私の夢であるパラリンピック出場を目指して、努力します。
いつも真正面から私に向き合って番組をつくって下さる、ディレクターの星野さん、カメラの桜居さん、音声の穴吹さんに感謝しています。 |
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