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第33回 放送文化基金賞 受賞のことば
【個人・グループ部門】 ●放送文化  
池尾 優
自然・科学番組分野での国際交流、国際共同制作の推進
 今回の受賞は、長いあいだ情熱を傾けてやってきたことの総体を評価していただいたような気がして、この上ない贅沢な喜びを感じています。私がやってきたことは、世界には私たちが知らない多様で面白い番組が無数にあり、それを日本の視聴者に見せたい。一方、制作者に対しては、世界を見渡して自分たちが気づかないもっと違う番組の可能性があることを知ってほしい、それだけです。これからは、世界に類を見ない日本の自然の多様性、ユニークな人と自然の関わり方を世界の人々に伝える作品をプロデュースしたいと思っています。
国際メディアコーポレーション 池尾 優

横山 隆晴
『泣きながら生きて』に至る「中国シリーズ」をはじめとした優れたドキュメンタリー番組の制作と演出
 テレビが時代を映しているのか、或いは、時代がテレビに映っているのか…… その合わせ鏡の秘密を、私たち制作者は、人々の未来を願いながら、苦闘の中で考え続けます。浮遊感溢れる社会状況の中で、道標無き海図を手に、それでも私たちが目指さなければならないことは、時代に合わせることではなく、大勢の人々へ、素敵なプレゼントを贈ること。今回の受賞は、多くの人々からの応援と支えによるものであり、心より感謝申し上げます。困難な“新しい時代”へ贈るプレゼントを、これからも皆様と一緒に考えていきたいと思います。
フジテレビ 横山 隆晴

『題名のない音楽会21』制作スタッフ
2000回にわたる高品質で親しみやすいオーケストラ番組の制作
 1964年に番組が誕生し、昨年放送2000回を迎えました。これだけの長い間番組を維持できたのは、常に新しい切り口でオーケストラや音楽の魅力を探求していった43年間の制作姿勢の成果かと思われます。
 今回このような歴史ある賞を頂いたことを励みに、これからも誇りを持って良質な番組作りを心がけたいと思います。ありがとうございました。
テレビ朝日 鬼久保 美帆

NHK『鑑賞マニュアル 美の壺』制作グループ
暮らしの中の身近な和の魅力を再発見するという新しい切り口の美術番組の制作
 普段何気なく使っている漆塗りの器やお箸。そこにどれだけの手間が費やされているのか、ご存知でしょうか? 漆を塗っては乾燥させる作業を繰り返し、蒔絵や螺鈿で装飾も加え、数ヶ月かけてようやく完成。毎回番組を制作しながら驚嘆するのは、生活の品一つ一つに施された心づかいと伝統の技です。「自国の文化をより深く理解することで、日本人として足元を見つめ直したい」。毎回そんな思いで制作に臨んでいます。ナビゲーター・谷啓さんの素晴らしいキャラクターと演技が、番組を一層楽しく魅力的にしています
NHKエデュケーショナル 紙屋 聡