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九州放送映像祭&制作者フォーラム
 
  場所:那覇市・ロワジールホテル オキナワ
主催:九州放送映像祭実行委員会、放送文化基金
平成17(2005)年11月4日(金)〜5日(土)
<一日目/11月4日(金)>15:00 〜 19:30

○ミニ番組コンテスト
審査委員長:
村木 良彦 (トゥディ・アンド・トゥモロウ代表)
審査委員:
池間 聡 (琉球新報文化部長兼論説委員)
境 真理子 (江戸川大学教授)
藤井 稔 (中部日本放送プロデューサー)
真久田 巧 (沖縄タイムス整理部長兼論説委員)

<二日目/11月5日(土)>9:00 〜 14:00

★「話題の放送番組を見る会・語る会」?詳細はこちら
・『私達は、こうして<戦争放棄>を知った』上映
  鈴木 昭典 氏(ドキュメンタリー工房代表)
・『むかしむかし この島で』(沖縄テレビ)上映
  山里 孫存 氏(沖縄テレビディレクター)

●九州放送映像祭 30周年特別企画
対談「沖縄の歌 〜広がる魅力」
特別ゲスト:宇崎 竜童 氏、知名 定男 氏
九州放送映像祭&制作者フォーラム
今回は、放送文化基金が主催する「話題の放送番組を見る会・語る会」を、九州放送映像祭&制作者フォーラムの2日目の中で同時開催することになりました。

▼開催内容詳細
 九州放送映像祭&制作者フォーラムが11月4日(金)、5日(土)那覇市のロワジールホテル オキナワで開かれた。戦後60年を迎えた今年は同映像祭の30周年とも重なり、初めて福岡を離れ沖縄での開催となった。初日に行われた恒例の「ミニ番組コンテスト」に続いて、2日目午前の部では基金主催による「話題の番組を見る会・語る会」が、午後の部では30周年特別企画として、対談「沖縄の歌〜広がる魅力」が展開された。
 会場では、九州と沖縄の全民放、NHK計34の放送局が参加し、制作者を中心に2日間で延べ140名が参加した。
 ▲ミニ番組コンテスト

●ミニ番組コンテスト
 ミニ番組コンテストでは、参加番組32作品の中から、審査の結果、グランプリ1本、準グランプリ2本、審査委員特別賞5本 計8本に賞が贈られた。

○ミニ番組コンテスト入賞作品
受賞者
番組名
グランプリ
清水 輝子(テレビ長崎) いまが消えても
準グランプリ
手石方 律夫(テレビ熊本) 台風14号 被害のつめ跡
準グランプリ
成井 嘉道(テレビ宮崎) 頑張れ!穆佐小学校
審査員特別賞 村木賞 松本 温子(NHK福岡) 水泳で結ぶ絆
審査員特別賞 池間賞 中村 幸喜(長崎国際テレビ) 盲目の小さな音楽家
審査員特別賞 境賞 有吉 博憲(福岡放送) われら武闘派!兄妹
審査員特別賞 藤井賞 岡元 大輔(宮崎放送) サルとともに 91歳 ・三戸さん
審査員特別賞 真久田賞 室山 浩(熊本県民テレビ) 菊池川 オロ垣漁

若手を中心に制作された32本の番組を視聴した審査委員からは、地域で放送されているこれらの意欲的な番組に、東京キー局はもっと目を向けるべきだという声が聞かれた。(HBF NEWS No.9に関連記事掲載)

●30周年特別企画
 対談:「沖縄の歌〜広がる魅力」  宇崎竜童氏・知名定男氏
 沖縄の海・人・音楽に惹かれ、30年にわたり100回を越すほど通ったという宇崎氏は、「現代の日本の音楽は何か?」と問われると、今は沖縄の音楽しか浮かばないと語った。また、メディアの役割について、ムーブメントとして地道に音楽を発掘、育成することが大切だとして、ブームを追いかけがちな今の傾向を批判した上で、沖縄音楽も、ブームだけに終わらせてしまうことのないよう、地域の音楽としてこれからも大切にして欲しいと述べた。