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北日本制作者フォーラムinあおもり
 
  テーマ:ハードよりハート
場 所:福井市・福井まちなか文化施設 響のホール
平成16(2004)年10月30日(土)〜31日(日)

<一日目/10月30日(土)>
〇ミニ番組コンテスト 13:15〜18:30
 北陸・長野、新潟地区の若手制作者による作品を上映
<二日目/10月31日(日)>
〇基調講演 10:00〜12:00
 『若いテレビマンに伝えたいこと』
  対談:そーたに氏(放送作家)
     中野俊成氏(放送作家)

○パネルディスカッション 13:00〜15:00
  タイトル:「ハードよりハート」
 パネリスト:赤井朱美氏(石川テレビ)
       阿武野勝彦氏(東海テレビ)
       森本茂樹氏(福井放送)
       山縣由美子氏(南日本放送)
       行成卓巳氏(NHK)
 
北信越制作者フォーラムinふくい

▼開催内容詳細

 3回目を迎えた北信越制作者フォーラムが福井市で開催されました。北陸3県・長野、新潟にある全民放とNHKから28の放送局が参加し、2日間で延べ250名の制作者が参加しました。10月に起きた新潟県中越地震のため新潟県内の7局は全局とも参加できませんでした。

第1日目 ミニ番組コンテスト

 フォーラム1日目のミニ番組コンテストでは、参加番組29作品(テレビ19、ラジオ10)の中から12月4日(土)に開催される「制作者フォーラムin とうきょう」のミニ番組コンテストに参加するグランプリ2本(テレビ1、ラジオ1)、準グランプリ1本(テレビ)が会場の投票によって選ばれました。この他、審査員特別賞3本が贈られました。

○ミニ番組コンテスト入賞作品

T(テレビ)、R(ラジオ)

受賞者
番組名
グランプリ
幾老 敦子(北陸朝日放送) (T)金沢百景
グランプリ
平沢 正(新潟放送) (R)今すぐ使える新潟弁
[週間情報バラエティキンラジ]
準グランプリ
中村 光子(信越放送) (T)Tears in Heaven
〜音楽の力〜
準グランプリ
重盛 政史(福井放送) (R)からだとことば
[午後はとことんワイド]
審査員賞(荻野賞)
杉浦 健(新潟放送) (T)水害に負けるな高校球児の夏
[BSNニュースワイド]
  〃 (藤岡賞)
中水 康之(北日本放送) (T)ワイドプラス1教えて!?エチュー
  〃 (村木賞)
小川 亜希子(北陸放送) (R)お達者ですか? 孫の亜希子です
ラジオ番組[  ]内はワイド番組名

第2日目 講演会/パネルディスカッション
 フォーラム2日目の午前は講演会、午後はパネルディスカッションが行われました。

○講演会
 「若いテレビマンに伝えたいこと」
(対談)
そーたに氏: 『電波少年』から『お母さんといっしょ』まで幅広くこなすTVヒット番組の陰の仕掛け人
中野俊成氏: 現在、『最終報告!たけしの本当は怖い家庭の医学』を進める情報バラエティの新旗手

  東京で活躍している両氏は、石川県と富山県出身で数々のヒット番組を抱える放送作家です。放送作家という仕事について「天才はいない、ほとんどが大変な努力家」、「優秀なディレクターたちとの共同作業の中で自らも学習し、成長している」と語りました。
 斬新なアイデアを次々と生み出す秘訣については、「雑誌・新聞などの読書量がケタはずれに多い」、「視聴者のほうが鋭いので、変わったことをする必要は無く、自分なりの方程式を持つことが重要」と話しました。若手制作者に向け「地方だからこそ出来ることがある。中央ばかりを向く必要は無く、地域への愛着から生み出される番組作りが大切」「志を高くもって」と最後まで熱心に語っていただきました。

○パネルディスカッション
 「ハードよりもハート」

  ドキュメンタリー部門で活躍する制作者たちが番組制作にかける情熱を語りました。

出席者
主な作品
赤井  朱美<石川テレビ> (『能登の海 風だより』他)
阿武野 勝彦<東海テレビ> (『とうちゃんはエジソン』他)
森本  茂樹<福井放送> (『海を越えたキャッチボール』他)
山縣 由美子<南日本放送> (『小さな町の大きな挑戦
 〜ダイオキシンと向き合った川辺町の6年〜』他)
行成  卓巳<NHK> (『NHKスペシャルシリーズ 『電子立国日本の自叙伝』他)