▼開催内容詳細
3回目を迎えた北信越制作者フォーラムが福井市で開催されました。北陸3県・長野、新潟にある全民放とNHKから28の放送局が参加し、2日間で延べ250名の制作者が参加しました。10月に起きた新潟県中越地震のため新潟県内の7局は全局とも参加できませんでした。 |
第1日目 ミニ番組コンテスト
フォーラム1日目のミニ番組コンテストでは、参加番組29作品(テレビ19、ラジオ10)の中から12月4日(土)に開催される「制作者フォーラムin
とうきょう」のミニ番組コンテストに参加するグランプリ2本(テレビ1、ラジオ1)、準グランプリ1本(テレビ)が会場の投票によって選ばれました。この他、審査員特別賞3本が贈られました。 |
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○ミニ番組コンテスト入賞作品 |
T(テレビ)、R(ラジオ)
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賞
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受賞者
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番組名
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グランプリ
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幾老 敦子(北陸朝日放送) |
(T)金沢百景 |
グランプリ
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平沢 正(新潟放送) |
(R)今すぐ使える新潟弁
[週間情報バラエティキンラジ] |
準グランプリ
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中村 光子(信越放送) |
(T)Tears in Heaven
〜音楽の力〜 |
準グランプリ
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重盛 政史(福井放送) |
(R)からだとことば
[午後はとことんワイド] |
審査員賞(荻野賞)
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杉浦 健(新潟放送) |
(T)水害に負けるな高校球児の夏
[BSNニュースワイド] |
〃 (藤岡賞)
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中水 康之(北日本放送) |
(T)ワイドプラス1教えて!?エチュー |
〃 (村木賞)
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小川 亜希子(北陸放送) |
(R)お達者ですか? 孫の亜希子です |
第2日目 講演会/パネルディスカッション |
フォーラム2日目の午前は講演会、午後はパネルディスカッションが行われました。 |
○講演会
「若いテレビマンに伝えたいこと」(対談)
そーたに氏: |
『電波少年』から『お母さんといっしょ』まで幅広くこなすTVヒット番組の陰の仕掛け人 |
中野俊成氏: |
現在、『最終報告!たけしの本当は怖い家庭の医学』を進める情報バラエティの新旗手 |
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東京で活躍している両氏は、石川県と富山県出身で数々のヒット番組を抱える放送作家です。放送作家という仕事について「天才はいない、ほとんどが大変な努力家」、「優秀なディレクターたちとの共同作業の中で自らも学習し、成長している」と語りました。
斬新なアイデアを次々と生み出す秘訣については、「雑誌・新聞などの読書量がケタはずれに多い」、「視聴者のほうが鋭いので、変わったことをする必要は無く、自分なりの方程式を持つことが重要」と話しました。若手制作者に向け「地方だからこそ出来ることがある。中央ばかりを向く必要は無く、地域への愛着から生み出される番組作りが大切」「志を高くもって」と最後まで熱心に語っていただきました。 |

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○パネルディスカッション
「ハードよりもハート」
ドキュメンタリー部門で活躍する制作者たちが番組制作にかける情熱を語りました。 |
出席者
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主な作品
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赤井 朱美<石川テレビ> |
(『能登の海 風だより』他) |
阿武野 勝彦<東海テレビ> |
(『とうちゃんはエジソン』他) |
森本 茂樹<福井放送> |
(『海を越えたキャッチボール』他) |
山縣 由美子<南日本放送> |
(『小さな町の大きな挑戦
〜ダイオキシンと向き合った川辺町の6年〜』他) |
行成 卓巳<NHK> |
(『NHKスペシャルシリーズ 『電子立国日本の自叙伝』他) |
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